きっかけはChatGPT…夫がバセドウ病と診断された話

これなんで?

タイトルからして不穏ですが…笑
なんと我が家のムードメーカーであり、子どもたちの良き父であり、私の最愛のパートナーしょーちゃんが、バセドウ病と診断されました。
きっかけは意外や意外、今急速に普及しつつあるAI
今回は、我が家の闘病記録第一回目と称して、しょーちゃんのバセドウ病がわかるまでの軌跡を語りたいと思います。
同じような症状が気になる方はぜひ、医療機関を受診して、同じくバセドウ病と闘っていらっしゃる方は、一緒に闘病生活を乗り越えていきましょう。

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バセドウ病とは

まずは聞きなれない方も多いと思う、バセドウ病について基本知識を共有していきましょう。
バセドウ病とは甲状腺亢進症を引き起こす自己免疫疾患です。
とても難しいように見えますが、甲状腺ホルモン(代謝や成長に関わるホルモン)が過剰に分泌されることにより、体が常にエンジン全開で活動しているような状態になります。その結果、動悸多汗体重減少手の震えなどの症状が見られます。人によってイライラしやすくなったり眼球突出などの症状が見られる場合もあります。
女性の更年期障害の症状とよく似ていますね。

【バセドウ病の主な症状】
・喉仏の下のあたり(甲状腺)が左右対称に腫れる
・動悸がする
・暑がりになり、汗をかきやすくなる
・手足が震える
・疲れやすくなる
・イライラしやすくなる
・体重が減少する
・便が柔らかくなる
・月経不順、経血量が減少したりする。
など

バセドウ病の正確な原因はまだ解明されていませんが、遺伝的要因ストレスウイルス感染が起因する場合があるということが分かっています。
治療方法もある程度確立されていて、
薬物治療(甲状腺ホルモンの分泌を抑える薬を飲む)
放射性ヨウ素治療(甲状腺の働きを抑えるために放射性ヨウ素を用いる)
手術(甲状腺の一部を切除する)
などが主な治療法となっています。

異変を感じた体重減少

しょーちゃんに関して異変を感じた症状は、手の震え体重減少でした。
特に体重減少は、65㎏のあたりをキープしていた体重があっという間に57㎏まで減ってしまいました。
減り方が異常だったので、周りからも「そんなに痩せてどうしたの?大丈夫?」と聞かれることが増えました。
体重減少前と比べて運動量は減っており、食欲も変化がない(むしろ増進していた)ことから「なにかの病気では?」と感じるきっかけになりました。
丁度Uターン転職の時期と、体重減少が始まった時期が被っていたので、よほど仕事のストレスが大きいんだろうかと病気の線は考えていなかったのですが、60㎏を切ったあたりから、「これは何かおかしい」と思い始めました。

受診のきっかけはChatGPT

まだまだ一般人のレベルでは利用率の低いAI。私もしょーちゃんに勧められるまで興味も持たなかった文明です。
ある時、特に深いことは考えずにChatGPTに症状を聞いてみると「バセドウ病の可能性が高い」という回答が。
そこからバセドウ病のことを調べてみると、本当にしょーちゃんの症状と合致しており、これは受診した方が良いということで、ChatGPTに何科を受診すべきなのか最寄りの病院はどこなのかを回答してもらい、甲状腺クリニックを受診することになりました。
※バセドウ病は内分泌科甲状腺科を受診するのが望ましいとされています。一部一般内科や耳鼻咽喉科でも診察を受け付けている場合もありますが、より専門的な検査や治療を受ける場合は、病院に確認の上受診してください。

今では私も積極的に活用しているChatGPTですが、まさか病気の発見につながるとは思いもしませんでした。
受診すべき診療科や、最寄りの病院を提示してくれたり、受診の際に医師に伝えるべき症状などもまとめてくれるので、本当にありがたい文明です。

甲状腺クリニックでの診断

病院では、問診血液検査の結果でバセドウ病という診断を受けました。
問診の時点では、手の震えを見たり甲状腺がある首周りの触診をしましたが、その時点では決め手になるほどの症状は出ていなかったそうで、血液検査の結果を待つことになりました。血液検査の結果は、肝機能中性脂肪甲状腺ホルモンの数値が基準値を超えていて、バセドウ病の抗体が陽性という結果でした。
首の甲状腺が腫れているとあまり良くないのですが、その腫れはほぼ見られず、治療も甲状腺ホルモンの分泌を抑える薬を飲む薬物治療で様子を見ていくことになったので、比較的軽度か、早期発見ができたのではないかなと思います。

日常生活の変化

病院からは特に日常生活の中で制限などは指示されませんでしたが、高熱が出たり首周りが腫れたりということがあれば、薬の服用を中止して直ちに受診するようにという指示を受けました。最初の受診から数日後、37℃台前半の微熱が下がらない日があり、その日は仕事を休みましたが、次の日には熱が下がっていたので、安心しました。

バセドウ病の症状である体重減少、筋力低下、疲れやすいなどは、しょーちゃんに関しても気になる症状だったので、当面の間は体重を60㎏台に戻すことを目標に、食事改善で体重を増加させていくことにしました。
食事内容はバランスを整えつつ、カロリーを取れるようなメニューにして、弁当の他に間食を持たせるようにしています。

バセドウ病の症状に良い傾向をもたらす食べ物

ブルーベリー
自己免疫疾患であるバセドウ病は、過剰な免疫の作用で体内に炎症が起こる可能性があります。そういった炎症を抑えるのに適した抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂るようにしました。
ナッツ緑黄色野菜は日ごろから食べていましたが、ブルーベリーを常備するようになりました。

バナナ
バセドウ病は、過剰な代謝でミネラルバランスが乱れてしまうので、ミネラル補給やセロトニンの補給に適したバナナも常備するようになりました。バナナは持ち運びもしやすいので、お弁当と一緒に間食用に持たせたり、小腹が空いたときなどに摂取しやすくて、子どもたちも大好きなので重宝しています。

控えめの飲酒
血液検査の結果では、肝機能の数値と中性脂肪の数値が良くなかったので、病院から指示されたわけではないですが、飲酒も上限を設けました。週末に無制限に飲んでいたものを、ハイボール2~3杯までにして、飲酒に伴う暴飲暴食も気を付けるようにしました。

カフェインの制限
私と同じくコーヒーが好きなしょーちゃんですが、カフェインは動悸や手の震えを悪化させてしまったりするので、できるだけ控えるようにしています。エナジードリンクは厳禁ですし、毎朝飲むコーヒーも、ブラックだったのを半分ミルクを追加したカフェラテで飲むようにしています。

これらはほとんど、ChatGPTに指示を受けて実践してみたものですが、2回目の受診の際、血液検査では中性脂肪の数値が劇的に改善していたので、今後も食生活で体力を回復していく方針で進めていこうと思っています。

家族との情報共有

子どもたちはまだ小さいので、バセドウ病のことを伝えても理解が追い付かないかもしれないと思いましたが、父親が通院の必要があることや、どんな症状かなどは、子どもたちにも情報共有をしています。
痩せてしまったり、疲れやすくなる病気で、毎朝薬を飲まなければならないことや、定期的に通院する必要があることなどを伝えました。
今のところ日常生活に支障が出るほどの症状は見られていないので、子どもたちは病気そのものを心配するわけではないですが、おやつを分けてくれたり、体調を気遣ってくれたりしています。

ChatGPTに救われたしょーちゃん

「疲れがたまっているのかな」とか「ストレスかな」という軽視で見過ごされることの多いバセドウ病ですが、放置すると甲状腺クリーゼと呼ばれる命に係わる重篤な状態になってしまいます。
今回ChatGPTに気になる症状を聞かなければ、今も通院することなく爆弾を抱えたまま生活していたかもしれません。
大げさではなく、ChatGPTに命を救われたと言っても過言ではないでしょう。
皆さんも、気になる症状があった場合は自己判断することなく、まずは医療機関を受診しましょう。
あるいは、ChatGPTにどんな病気の可能性があるのか、どう対処したらいいのか聞いてみてもいいでしょう。
少なからず改善するきっかけになると思います。

しょーちゃんはバセドウ病という診断を受けましたが、「原因がわかって、逆にすっきりした」と言っているので、受診して良かったと感じています。
今後も突然の体調不良や発熱など、生活に影響が出る可能性はありますが、寛解と呼ばれる状態に持って行けるよう気を付けて闘病していきたいと思います。

おまけ

インターネットがかなり便利だと感じていた世代にとっては、インターネットを使うのとAIと何が違うの?ネットでいいじゃんと感じるかもしれません。
インターネットは、検索したワードに関連するサイトを羅列してくれますが、ChatGPTは聞きたいことに対する回答を横断検索したのちわかりやすくまとめてくれるというイメージです。しかも、補足的にこちらの気持ちを汲み取るような言葉もつけてくれていて、「孤独な主婦がハマる」と言われるのも納得できます笑
段階を分けて情報を共有していくと、回答の精度も上がり、「そうそう、そこが疑問だったんだ!」とすっきりするという笑
無料版だと、画像生成などはまだポンコツだったりするのですが、日常の「これなんで?」を解決するのに、なくてはならない存在になっています。
みなさんもぜひ、活用してみてくださいね。

ChatGPT
ChatGPT
開発元:OpenAI
無料
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