手足口病って?

ねこさんの記事

こんにちは!ねこさんです!
幼児界隈はここ数年は感染症との闘い続きですが、先日我が家も初めて手足口病に感染し、しっかり大人も感染しました笑
そこで今回は、手足口病について調べたことを情報共有していこうと思います!
子育て中の方は一緒に感染症の時期を乗り切りましょう!

※私は医療従事者ではないので、あくまで情報共有の意味で記事を読んでいただければと思います。症状に関して気になることがある方は、自己判断せず、医療機関を受診しましょう。

手足口病

手足口病は、主に子どもが感染する感染症です。夏に流行することが多いですが、乳幼児は感染対策の徹底が難しいことから、1年中感染の可能性があるウイルスです。
ウイルスは、インフルエンザと同じでが複数種類ありますが、主にコクサッキーウイルスA6(CA6)エンテロウイルス71(EV71)と呼ばれるウイルスが原因で感染します。

主な症状

手足口病に感染すると、3~5日後に口の中、手のひら、足の裏や足の甲などに2~3㎜の水疱を伴う発疹ができます。38℃以下の発熱で済む場合が多く、高熱が続くことはほとんどありません。ほとんどの発症者が3~7日で治る感染症です。
大人は既にウイルスに感染している方が多く、大人が発症する可能性は低い感染症になります。

厄介なのが発疹で、私もそうですが大人の方が発疹が酷くなる場合が多いそうです。
大きいものだと水ぶくれのような状態になり、触ると痛いです。発疹自体は少し芯があるというか、硬めの発疹で、痛みやかゆみを伴うこともあるため、小さなお子様は別名「不機嫌病」なんて呼ばれたりすることがあります。やはり発疹が不快感に繋がっていたり、痛みや痒みでぐずることが多いのかなと思います。

発疹以外は軽く済む場合が多い手足口病ですが、まれに合併症を引き起こすこともあるので、経過は注意深く観察する必要があります。
最近はコクサッキーA6型のウイルスに感染した後に、一時的に手足の爪が剥がれ落ちる症状も報告されていますが、自然治癒することが多いようです。

我が家の場合
特に前触れもなく、下の子の手足に発疹ができました。下の子は5日目には発疹の増加も収まり、少しずつ発疹がかさぶたになり治っていきました。ただ、手足口病とは別で普通の風邪にも感染していたようで、熱は39.4℃まで上がり、鼻水や咳、ウイルス性の発疹も併発したので、判断が難しかったです。
私は下の子の発疹の発生から2日ほど遅れて発疹が現れ、徐々に発疹が増えていきました。発疹は発生から2日ほどはちょっと痛いくらいでしたが、3日以降はかゆみもあり、痛痒くて大変でした。感覚としては足の指を蚊に刺された痛痒さに近いです。私の母親に聞いたところ、幼少期に手足口病にかかった記憶がないと言っていたので、おそらく免疫を持っていなかったと思われます。
結局水疱を伴う発疹が子どもより大きいので、治るのに時間がかかり1週間以上痛痒さが続きました。

感染経路

手足口病の感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便と一緒に排出されたウイルスが口に入って感染すること)などがあるとされています。
幼稚園や保育園など、乳幼児が集団で生活する場では特に感染が広がりやすいとされています。乳幼児はまだ手足口病のウイルス感染経験がない場合が多く、免疫を獲得していないうえ、感染対策の徹底が難しいからです。

治療

手足口病は有効な抗ウイルス薬もないので、経過に注意しながら対処していくことになります。ただ、軽症で済む場合が多いので、合併症に注意しながら、体を休めて感染対策をしていくことが望ましいでしょう。

手足口病にかかった場合に、注意する必要がある症状として以下のものがあります。
・高熱が出る
・2日以上熱が続く
・嘔吐する
・頭を痛がる
・視線が合わない
・呼びかけに答えない
・呼吸が早くて息苦しそう
・水分が取れなくておしっこが出ない
・ぐったりしている
こういった症状がある場合は迷わず医療機関を受診しましょう。

我が家の場合
併発していた風邪のせいか、39.4℃まで熱が上がり、だいぶ判断に迷いました。解熱剤で一時的に熱が下がったことと、38℃台に下がると元気だったこと、食事や水分が取れていて、排せつもできていたため、様子を見ることにしました。その後2日程度で熱が下がり、経過観察していましたが、手足口病とは違うタイプの発疹がお腹や背中に広がったので、受診しました。結果的に、お腹と背中の発疹は通常の風邪に伴うウイルス性発疹だろうということで、一安心することができました。

予防方法

手足口病は、有効なワクチンがないうえに、無症状でウイルス感染する場合も多く、隔離措置が予防法としてあまり効果を発揮しません。そのため、一般的な感染症対策をしていくしかない感染症です。

・手洗いうがい
・おむつ交換やトイレ後の手洗いの徹底
・タオルの共有をしない
・マスクの着用
など

経過観察をしっかりすべき感染症

手足口病は合併症の危険はありますが、経過観察をしっかりしていれば対処が可能な感染症といえますね。今回の我が家のように、風邪や他のウイルス感染症と併発することで、症状が重く見えることもありますが、冷静に判断して、適切なタイミングで医療機関を受診できると良いですね。
しっかりとお子様の様子を観察して、気になる症状や心配な部分があれば、迷わず医療機関を受診しましょう。

おまけ

子どもが感染症になると、ほぼ確実に私も感染するので、産後の虚弱体質に驚いています…笑
産前はインフルエンザにもほとんどかかったことがなかったし、風邪もほとんどかからなかったので、免疫が落ちているのかなと痛感しています。
子どもたちが具合が悪くなると「代わってあげたい」とよく思いますが、私がダウンするとそれはそれで生活がままならなくなってしまうので、自分でもしっかり免疫を高めていかなければと思う今日この頃です。
まだまだ感染症の季節は続くので、一緒に免疫を高めて乗り切りましょう!

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