今回は世界的にヒットした『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの映画雑談です♪
大ヒット長編映画であるだけでなく、ドラマシリーズも続いている作品になりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください♪
原作『指輪物語』
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの原作となる『指輪物語』は、イギリスのJ・R・R・トールキンさんによる長編小説です。1937年から執筆が始まった小説で、三部作の構成となっています。
昔からある小説であることと、ストーリーの壮大さ、展開の豊かさから、世界的に根強い人気があります。
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『ロード・オブ・ザ・リング』
そんな小説をもとに映画化された1作目の『ロード・オブ・ザ・リング(原題:The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring)』は、2001年に公開されました。
世界を滅ぼす魔力を秘めた指輪を破壊するため、ホビット、ドワーフ、エルフ、魔法使い、人間の種族を超えた仲間たちが、「滅びの山」を目指す物語です。
【監督】
ピーター・ジャクソン…『キング・コング』『ホビット』シリーズなど
【キャスト】当時としてはフレッシュなメンツで今作が代表作となった方がたくさんいます♪
フロド:イライジャ・ウッド…『ハッピー・フィート』シリーズ、『9~9番目の奇妙な人形~』など
サム:ショーン・アスティン…『グーニーズ』、テレビシリーズ『24-TWENTY FOUR-』など
ピピン:ビリー・ボイド…イギリス映画によく出演されているそうです。歌手活動もされています。
メリー:ドミニク・モナハン…『ペット』、テレビシリーズ『LOST』など
ガンダルフ:イアン・マッケラン…『X-MEN』シリーズ、『ダ・ヴィンチ・コード』など
アラゴルン:ヴィゴ・モーテンセン…『はじまりへの旅』、『グリーンブック』など
ボロミア:ショーン・ビーン…『007 ゴールデンアイ』、『サイレントヒル』シリーズなど
レゴラス:オーランド・ブルーム…『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『ケープタウン』など
ギムリ:ジョン・リス=ディヴィス…『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『アクアマン』など
聞きなれない単語や名前がたくさん出てくるので、原作未読の方は集中して見る必要があります。
展開が比較的ゆっくりなので、RPGゲームを進めているような感覚で見ることができます。とはいえ、アクションシーンやドキドキするシーンもたくさんあるので、ファンタジー映画としてよく作りこまれた作品だと思います。映像美も素晴らしいです♪
物語が壮大な分、キャラクターもたくさん出てきますが、皆さんしっかりとキャラクターのカラーを出すのがお上手で、愛着がわきます♪個人的にはアラゴルンがいつもかっこいいので好きです笑
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『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』
シリーズ2作目となる『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(原題:The Lord of the Rings: The Two Towers)』は2002年に映画化されました。製作陣もキャスト陣もほぼそのままに、全編通して製作されているので、安定したクオリティに仕上がっています。
物語は、前作でオークの襲撃を受けて離れ離れになってしまった仲間たちのそれぞれの旅と、苦悩、決戦に向けた覚悟が描かれています。
【キャスト】
ゴラム:アンディ・サーキス…『THE BATMAN-ザ・バットマン-』『スター・ウォーズ』シリーズなど
ガラドリエル:ケイト・ブランシェット…『TAR/ター』『オーシャンズ8』『キャロル』など
サルマン:クリストファー・リー…『アリス・イン・ワンダーランド』、ティム・バートン監督作品など
エルロンド:ヒューゴ・ヴィーヴィング…『トランスフォーマー』シリーズ、『ハッピー フィート』シリーズなど
アルウェン:リヴ・タイラー…『インクレディブル・ハルク』『アルマゲドン』など
エオメル:カール・アーバン…『スター・トレック』シリーズ、テレビシリーズ『ザ・ボーイズ』など
新たなキャラクターも登場し、物語は少しハラハラする展開が続きます。剣で戦うシーンが多いので、見ごたえ抜群です♪
個人的には、闇の勢力に狙われる人間の王国ローハンでのエピソードが好きです。アラゴルンの一途な愛が描かれていて、何ともロマンチックなんですよ~♡
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『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』
3作目となる『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(原題:The Lord of the Rings: The Return of the King)』は2003年に映画化されました。公開も3年目となり、長編映画の最後にふさわしい仕上がりになっています。
指輪を葬るために命を懸けて滅びの山を目指すフロドとサム、そして旅の仲間たちの決戦の様子が描かれ、ラストには驚きの展開が待っています。
作中でホビットのピピン役ビリー・ボイドさんの生歌を聴くことができます。高い声が美しい、素敵な歌声ですので、ぜひ注目してご覧くださいね♪
かなりのボリュームで描かれたこの映画を本当によくまとめたなと感じるほど、ストーリーも演出も、音楽も強いこだわりが感じられます。実際の製作は1995年ころから始まったようですが、なんとしても作り上げるという製作陣のプライドと執念を感じる作品です。長いのに何度も見返してしまうのは、やはり面白いからなんでしょうね。
私はこの『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、もう5回は繰り返し見ています笑
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前日譚『ホビットの冒険』
原作も映画も世界的ヒットとなった『指輪物語』シリーズですが、原作者J・R・R・トールキンさんは、『指輪物語』の前日譚となる物語も執筆されています。それが『ホビットの冒険』です。
この小説も大ヒット小説となり、ピーター・ジャクソン監督は、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの製作とともに『ホビット』の製作も視野に入れていたそうです。
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『ホビット 思いがけない冒険』
そんな『ホビットの冒険』を原作として映画化されたのが『ホビット 思いがけない冒険(原題:The Hobbit: An Unexpected Journey)』です。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに引き続きピーター・ジャクソン監督がメガホンを取り、2012年に公開されました。
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの世界から60年ほど前の世界が舞台です。『ロード・オブ・ザ・リング』では指輪に心を奪われた哀れな年配ホビットとして登場した、ビルボ・バギンズが、ガンダルフと13人のドワーフとともに冒険の旅に出かける物語です。
【キャスト】『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの主要キャラクターたちはそのままに、フロドも一瞬登場します♪
ビルボ:マーティン・フリーマン…『ブラック・パンサー』シリーズ、ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』など
トーリン:リチャード・アーミティッジ…『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』など
ドワーリン:グレアム・マクタヴィッシュ…『アクアマン』『クリード チャンプを継ぐ男』など
今作から、『ロード・オブ・ザ・リング』の製作陣に『キング・コング』のキャロリン・カニンガムさんが新たに加わり、カメラワークもかなり躍動的になっています。
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズと同様、ホビットという種族が、小さいけれど力強く平和をもたらす特別な存在のように位置づけられていて、「忍びのもの」と呼ばれています。小さいがゆえに気が付かれずに行動することができるということらしいのですが、ビルボが「忍びのもの」としての役割を着実に果たしていく姿がとてもたくましくて頼りになります♪
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズよりもコメディ色が強くなっている印象です。
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『ホビット 竜に奪われた王国』
シリーズ2作目となる『ホビット 竜に奪われた王国(原題:The Hobbit: The Desolation of Smaug)』は2013年に映画化されました。
邪悪なドラゴンスマウグからドワーフの王国を取り戻す奮闘が描かれています。
離れ離れになった仲間たちのそれぞれの旅が細かく描かれていて、ビルボが指輪を手にする経緯も描かれています。『ロード・オブ・ザ・リング』の物語に繋がる部分や、お互い嫌いあう仲になってしまったエルフとホビットの恋など、あちこちで物語が展開していきます。
【キャスト】オーランド・ブルームさん演じるレゴラスの登場も増えて、見ごたえ抜群です♪
スマウグ:ベネディクト・カンバーバッチ…『ドクター・ストレンジ』シリーズ、ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』など
タウリエル:エヴァンジェリン・リリー…ドラマ『LOST』、『アントマン&ワスプ』など
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『ホビット 決戦のゆくえ』
『ホビット 決戦のゆくえ(原題:The Hobbit: The Battle of the Five Armies)』は、『ホビット』シリーズ3作品目の映画となり、2014年に公開されました。
スマウグとの最後の戦いや、ドワーフたちが故郷を取り戻す戦いが描かれています。ラストには、『ロード・オブ・ザ・リング』につながるシーンがあるので、最後まで見逃せません。
今作の主題歌『The Last Goodbye』を『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのホビットピピン役のビリー・ボイドさんが歌っています♪
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ドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』
さてここまで大ヒット映画『ロード・オブ・ザ・リング』、前日譚『ホビット』シリーズをご紹介してきましたが、なんと『ホビット』からさらに数千年前の、争いの発端となる指輪が誕生した物語を描いたテレビシリーズが、プライムビデオで配信されているんです!
テレビシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』は『指輪物語』の追補編を原作としてドラマ化され、2022年に第1シーズンが配信されました。
指輪がどうやって誕生したのか、エルフとドワーフはどうして仲たがいしてしまったのか、闇の勢力はどこから広がったのか…。
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ホビット』シリーズで過去の伝説として語られていたキャラクターたちが主人公となって物語が展開していきます。
製作陣は、残念ながら製作総指揮に関わっているJ・A・バヨナさんしか情報が出てこなかったのですが、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で監督を務めていらっしゃる方です。
キャスト陣は割とフレッシュな俳優さんを起用されているようで、まだあまり出演歴のない俳優さんが多いようです。みなさんかなりかっこよく、それぞれの種族やキャラクターを色濃く力強いイメージで演じていらっしゃいます。ファンタジードラマではあるものの、壮大なスケールで撮影されている印象です。映画シリーズのストーリーをおさえてから見ると、それぞれの種族のはじまりや謎の部分が明らかになっていって、これからどうなるのか、続編がかなり気になる第1シーズンとなっています!
私も毎回続きが気になって一気に見てしまいました!笑
そしてなんと、第2シーズンの配信が決定しました!!
続きがかなり気になっていたので、個人的には嬉しいの極みです笑
全5シーズンを想定して製作が続けられているようなので、今後も続編が楽しみです♪
長編シリーズにはなりますが、面白く見ることができるので、ぜひ映画シリーズを視聴してからドラマシリーズも見てみてください♪
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おまけ
作中の主人公的ポジションで出てくるホビットという種族。
大人ホビットでも人間の子どもほどの身長で、丈夫で大きな足を持ち、裸足で生活しています。
ドラマシリーズでは、ハーフット族という支族名で登場します。
『ロード・オブ・ザ・リング』撮影当時は、特殊効果で実際の俳優さんたちを子どもサイズに編集して映像化している部分や、子どもの俳優さんを起用して後ろ姿だけ撮影しているシーンがあったそうです。
昔は撮影対象のサイズを変える映像は、輪郭が浮き上がっているように見えて合成だとすぐわかりましたが、『ロード・オブ・ザ・リング』ではそのあたりのサイズ感がほどんど違和感なく見ることができます。『ホビット』に至っては、ドワーフも身長が低めなので映像編集がかなり大変だったんじゃないかなと思います。ギムリ役のジョン・リス=ディヴィスさんや、トーリン役のリチャード・アーミティッジさんなんかは180㎝を超える身長だそうなので、どうやって違和感なく縮小したのかと思います笑
もはやどこからがCGなのかわからないくらい映像技術が進化していますね。
最近はアクションシーンをフルCGで表現する作品が増えてきましたが、CGの技術が上がりすぎて、滑らかすぎる動きが逆に浮き上がって見えます笑
映像技術の進化はすごいなと感じる一方で、昔ながらのアクションシーンが懐かしくなったりして少し前の作品を見たりするのでした…笑
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