こんにちは!ねこさんです!
昨年12月、ねこさんの最推しグループ、BTS(防弾少年団)様のメンバー全員が、兵役を履行するため入隊されました。
ニュースでも取り上げられていましたね…。
さみしさもありつつ、BTSとファンの間で交わされた2025年の約束があるので、その時を楽しみに待ちたいと思います…が!!!
どうしてもどうしても語りたいので、今回はBTS雑談と称して全力でオタ活したいと思いますので、ご興味のある方「だけ」お付き合いいただければと思います…笑
BTSとは
まずはなにはともあれ、BTSとはなんぞや、誰ぞや、というお話からしたいと思います!
詳細を語りだすと止まらないので、BTSの歴史についてはまた別で記事にすることとして笑
ざっとBTSのこれまでを振り返ってみましょう!
ファンとともに歩んだ10年
『Dynamite』の世界的ヒットに伴ってBTSというグループ名が世界に定着しましたが、BTSはもともと防弾少年団(방탄소년단 バンタンソニョンダン)というグループ名を主軸に活動していました。
「10代・20代に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎ、自分たちの音楽を守り抜く」という意味が込められたグループ名になります。韓国国内でも、メンバーでさえ「防弾?」「少年団?」と感じたと言います笑
他のK-POPグループに比べて世界戦略に長けていた事務所は、積極的にSNSを活用して、世界中の誰もが彼らの活動をインターネットで見られるようにプロモーションしていきました。
今でこそ日本のアーティストも積極的に公開するようになってきましたが、ダンスプラクティス動画や、ビハインド映像、個人の生配信などをSNSで公開することは、当時としては比較的新しいアプローチだったと言えます。
独自のバラエティコンテンツも製作するようになり、SNSを通して積極的にファンとコミュニケーションを取り、ありのままの姿を見せることで、韓国をはじめ日本や東南アジア、欧米まで、着実に人気を拡大していきました。
楽曲も青春をコンセプトに掲げてMVにストーリー性を持たせ、誰もが抱える苦しみや葛藤に寄り添う歌詞に共感するファンがどんどん増えました。
徐々にビルボード200でのランクを上げていき、よりグローバルな活動を目指して、2017年、BTS(Beyond The Scene)「現実に安住することなく、夢に向かって絶えず成長していく青春」という新たなブランド名を発表しました。ビルボード100へのランクインも遂げていき、海外アーティストとも積極的にコラボを試みて、K-POPという音楽ジャンルを世界に知らしめていきました。
コロナ渦だった2020年には『Dynamite』、2021年には『Butter』を全編英語歌詞でリリースし、この2曲がビルボード100で初登場1位を記録しました。BTSの世界的ヒットを記録した代表曲となりました。
BTSの7人は、地獄のような練習生時代、コツコツと人気を勝ち取っていった2~3年の下積み時代を経て、2017年ころから世界への階段を駆けのぼりました。人気と活動の兼ね合いから先延ばしになっていた兵役義務を履行するため、2022年、グループ活動を縮小してソロ活動に重点を置くことが発表されました。世界中で『BTS活動休止!』と伝えられて、世界中のファンが一時パニック状態になりました笑
2022年末、年長メンバーのJINさんが入隊し、他のメンバーもそれぞれのソロ活動が一区切りしたタイミングで入隊して行き、2023年末、全メンバーが入隊したことが伝えられました。
個性豊かな7人のメンバー
そんなBTSですが、彼らの魅力は何といっても個々のメンバーのカラーです。ご本人たちもおっしゃっていますが、10年の間メンバーが誰一人欠けることなく活動を続けているK-POPグループというのは本当に稀です。メンバー同士の理解や尊重がなければ不可能だったことでしょう。
ということで、そんな奇跡のグループBTSを構成するメンバーは、いったいどんな方たちなのか、それぞれご紹介していきたいと思います♪
JIN
JIN(ジン)、本名は김석진(キム・ソクジン)。1992年12月4日生まれの最年長メンバーです。
歌唱力が高く、シルバーボイスと呼ばれる発声が得意で、高い音を安定した地声で歌うことができます。裏声も素敵ですよ♪
ビブラートの使い方もお上手で、しっとりと歌い上げる歌が似合う声をされています。
20歳を過ぎてからダンスとヴォーカルのレッスンを受けはじめたので、デビュー当初はほかのメンバーと比べられて劣っていると酷評されがちでした。しかし、スタートが遅かった部分を努力でカバーし、最近はパフォーマンス後半の体力消耗が激しい部分の高音パートを担当することが多いです。
頭の回転が速く、笑いに走ったり、司会進行をしたりするのがお上手で、バラエティー番組では抜きん出て輝いています笑
BTSを離れた部分では年上の方と仲良くなることが多く、「おじさんキラー」のあだ名がついています笑
お料理も得意で、メンバーと共同生活をしていた時は、率先して料理を作り、弟たちにふるまっていたと言います。
ソロ活動ではかねてからファンだと公言していたColdplayから曲をもらい、『The Astronaut』というソロシングルを発表しました。入隊前ギリギリにColdplayのアルゼンチン公演にゲスト出演し、Coldplayとの特別な絆に感動したファンがたくさんいました。
最年長ということで、年齢制限の関係からグループの中で一番最初に入隊し、世界的に注目された兵役生活を送っています。特急戦士と呼ばれる成績優秀者にしか与えられない称号を獲得し、異例の速さで昇進するなど、軍隊生活でもレジェンド中です。
SUGA
SUGA(シュガ)、本名は민윤기(ミン・ユンギ)。1993年3月9日生まれのBTSの次男です。
デビュー前から作曲家、プロデューサー兼ラッパーとして活動していて、本人もその道を目指して上京したそうです。主にラップ担当としてパートを持ち、少しぼそぼそとつぶやくような発音で高速ラップをすることが多いです。
Agust D名義でソロ活動も行っており、BTSとしては表現できないようなストレートな歌詞の楽曲が発表されています。ソロ活動ではしっかりと歌唱、ダンスもパフォーマンスしており、低くて深みのある歌声とキレのあるダンスパフォーマンスが魅力です。
作曲家として、BTSを離れて様々なアーティストに楽曲提供を行っています。影響を受けた作曲家の一人に、坂本龍一さんをあげていらっしゃって、対談したり、坂本龍一さんが亡くなった際は追悼の言葉を公開してくださっていました。坂本龍一さんが亡くなる前に、坂本龍一さんが参加されている楽曲を製作していて、入隊前に発表したソロアルバムにはその楽曲が収録されています。
SUGAさん自身のキャラクターは、メンバー内で一番感情の起伏がなく、いつも淡々としてどんと構えています。またすぐぼーっとして自分の世界に入ってしまったり、達観した考え方をしているので、「おじいちゃん」というあだ名がついています笑
メンバーからも、公式スタッフからも、本人も認める見た目も中身も猫っぽい人です笑
J-HOPE
J-HOPE(ジェイ・ホープ)、本名정호석(チョン・ホソク)。1994年2月18日生まれ。
メンバーの中でもダンス歴が長く、ダンスパフォーマンスの調整を取ってくれることが多いので「ダンス番長」の愛称があります。楽曲のダンスブレイクではセンターになることが多く、ラップパートも担当しています。
一定のリズムで刻むラップ歌詞を作ることが多く、ソロアルバムでは低い音程のダークな雰囲気の楽曲がたくさん発表されています。もともとはヴォーカル志望だったこともあり、歌唱もお上手で、丸みのある優しい歌声をしています。
その名の通りみんなの「希望」ポジションなので、画面の中のJ-HOPEさんはとにかく笑うゲラ男さんです。画面に映っていない場所から笑い声が聞こえると、大体J-HOPEさんです笑
メンバーも彼を「ビタミン」「お母さん」と呼ぶように、落ち込んでいるメンバーがいれば常に寄り添い、陰で皆を支えている三男です。リアクションが人一倍大きく、ビビりでもあるので、怖がらせる企画では一番輝いています笑
ダンスに関しては厳しい面を見せるようで、振り付けを間違えたメンバーはJ-HOPEさんにおびえるんだとか笑 その時の厳しい顔つきが「闇ホソク」というあだ名でファンから親しまれています笑
ソロアルバムを発表後、アメリカ合衆国シカゴで開催される大型音楽フェス、ロラパルーザにて、アジア人歌手として初めてヘッドライナーを務められました。
JINさんに続き、特急戦士の称号を獲得して、他の隊員の模範となるような生活をしているそうです。
RM
RM(アールエム)、本名김남준(キム・ナムジュン)。1994年9月12日生まれ、BTSのリーダーです。
小学生のころからヒップホップに興味を持ち、作曲活動やラッパーとしての活動を始め、デビュー前から才能を発揮していたメンバーです。BTSの生みの親パン・シヒョクPDはRMさんがBTSを結成するきっかけで、デビューさせなければならない子だと強く感じたと言います。
BTSの楽曲製作に数多く参加し、SUGAさん、J-HOPEさんとともにBTSの楽曲の要を担っていたと言えます。パートとしてはメインラップを担当し、英語が堪能なことから英語を交えたラップ歌詞を書くことが多いです。
英語力を生かして、海外のアーティストとも積極的にコラボや対談をしていて、BTSが海外で活動する際は通訳のようなポジションにもなりメンバーを先導しています。国連でスピーチをした際や、バイデン大統領と接見した際も、その英語力を生かして先頭に立って発言されていました。
美術館を巡ることが趣味で、その感性が楽曲や言葉の節々にも影響しているのか、歌詞やオフィシャルな発言がすごくおしゃれでセンスが良いんです。本人はあまりご自身のことをヴィジュアル面で褒めたがらないんですが、実はメンバーの中で一番身長が高く、顔も小さくてスタイルが良いので、モデルとしての活動も数多くされています。
キャラクターとしては、仕事を離れてしまったら「破壊神」というあだ名がつけられるほど、とにかくうっかりさんです笑 片割れがいなくなったワイヤレスイヤホンは数知れず、撮影のセットを壊すことは当たり前、海外ロケの際にパスポートを紛失して一人帰国したこともありました笑
そんなポンコツなところと、かっこよく仕事をこなす姿のギャップに魅了されるファンがたくさんいます。
JIMIN
JIMIN(ジミン)、本名は박지민(パク・ジミン)。1995年10月13日生まれ。
メインダンサー、リードボーカルを務めるBTSの顔ともいえる存在です。歌声は少しかすれた高い声で、艶のある歌い方をします。学生時代に伝統舞踊を学んでいたことから、その才能を生かしたパフォーマンスも得意としています。ヒップホップダンスとの違いに苦労したそうですが、現在ではJ-HOPEさん、JUNGKOOKさんとともにメインダンサーとしてのポジションを確立しています。
デビュー当初は筋肉担当と言われていたほどムキムキしていて、歌い方もだみ声のような荒い歌い方をしていましたが、優しい性格をしていてベビーフェイスに分類される顔だちをしているので、現在は自然体に寄ったキャラクターです。中性的なビジュアルを生かした仕事をこなすことが多く、被写体として映える仕事で魅力を発揮しています。
メンバー全員が認める努力の人ではありますが、自分に厳しすぎるがゆえに追い込みが激しすぎて、たびたびファンを心配させています。涙もろいメンバーの一人でもあり、コンサートのコメント時にはよく感極まって涙を見せる姿が見られます。感性豊かで、メンバーとファンを大切にする姿がファンからも愛されています。
V
V(ヴィ)、本名김태형(キム・テヒョン)。1995年12月30日生まれ。
4オクターブの音域をもち、サブボーカル、リードダンサーを担当しています。
とにかく面がええ!!笑 彫刻も逃げ出す美貌と言われるほど、本当にお顔が整っています。デビューギリギリまで存在を明かされなかったメンバーだったので、デビュー当初はファンから無視されるほど認知されていなかったんだとか笑
デビューしたての頃は整った見た目からは想像がつかないほど不思議な言動をとるので、ファンからは「四次元」「五歳児」という愛称がつけられていました笑 最近は大人になってかなり落ち着いた性格になりましたが、ふわふわとしていて天然な部分がかなりあって、その場の雰囲気を柔らかくする不思議な魅力があります。
メンバーの中で唯一オフィシャルに俳優の経験があり、パク・ソジュンさんなど俳優さんとの交流もあります。またモデルとしての仕事も数多く経験されており、メンバーいちパリが似合うんじゃないかと個人的には思っています!笑
JUNGKOOK
JUNGKOOK(ジョングク)、本名전정국(チョン・ジョングク)。1997年9月1日生まれ、最年少メンバーです。
最年少メンバーでありながら、メインボーカル、メインダンサー、センターポジションを担当することが多いです。楽曲の収録の際はガイドボーカルを誰もやりたがらないほど歌唱力が高く、なんでもそつなくこなすことから「黄金マンネ」と呼ばれています。また筋肉担当でもあり、ベビーフェイスの割にえげつない体をしていることから「筋肉うさぎ」という愛称も持っています笑
若干15歳でBTSとしてデビューし、人生の大半をBTSとして過ごすトップスターだったため、骨の髄からスターが染みついているような人です笑
ソロ活動では全編英語曲のアルバムを制作し、様々なプロモーション活動をしていく中で、BTSの時よりも大人な一面をファンに見せていたメンバーだったと思います。末っ子なので、メンバーからもファンからも赤ちゃん扱いされがちですが、しっかりと大人になったということを表現されていたように思います。
JIMINさんと並んで涙もろいメンバーの一人で、涙と言えばJUNGKOOKさんでした笑 コンサートのエンディングコメントで感極まって泣き、けがをして座ったまま公演した際は悔しくて泣き、ファンが作ったBTSに向けたファンソングを聴いては泣き…笑 ファンと一緒に泣いてくれるからこそ、ファンももっと応援したくなりますね。
7人が見せるメンバー愛
メンバー紹介だけでかなりの熱量になってしまいましたが笑
7人の個性豊かなメンバーたちですが、お互いへのリスペクトと愛情を欠かさない姿が魅力のひとつと言えます。
コンテンツを見ていると、突っ込むべきところは光の速さで突っ込まれているんですが、誰かの発言を必ずほかの誰かが拾って肯定していて、見ていて気分が悪くなることがないんです。
誰か一人に注目が集まる場面では、他のメンバーが口々に渦中のメンバーを誉め称えます。
個別の生配信ではほかのメンバーを誉めるエピソードを語りつくし、ファンコミュニティやSNSではコメント欄がメンバー同士のチャット欄と化し、その話の内容にほっこりさせられることばかりなんです。
JINさんが一番最初に入隊した際は、残りの弟メンバーたちが全員かけつけ、ファンも、スタッフも、メンバーさえも、誰もが未知の世界的スターの入隊を見届けました。韓国は年長者に対する礼儀作法に厳しいという文化がありますが、長男の坊主頭を弟たちが愛おしそうにジョリジョリ撫でまわすんです。その姿に救われたファンがどれほどいたことでしょう。
喧嘩エピソードも数多く公言されていますが、デビューから10年経っても、メンバーたちはずっと練習生の頃からのエピソードをつい昨日のことのように話すんですよね。こうしてぶつかって、話し合って、お互いを尊重しながら10年を過ごしてきたんだなと、ファンに10年の絆の片鱗が届くのがまた素晴らしいんですよ…!!
あふれ出るファン愛
BTSのファンはARMY(アーミー)というファンネームがついていますが、「僕たちはARMYのファン」というくらい、ファン愛が強いところも、BTSの人気が衰えない秘訣かなと思います。
「ARMYの皆さんが喜んでくださったら嬉しい」この言葉は、どんなコンテンツでも聞かれます。ライブ配信をすれば「ARMY愛してるよ~」と声をかけてくれて、これほどファンとして満たされることはないですよね。
全員が入隊してしまった空白期でも、ファンに対する愛がすごいんです。メンバーそれぞれが、それぞれの形でファンに置き土産を用意して入隊してくださっているんですよ~泣
月に一度公開される短い動画を残してくれいたり、コンテンツの撮り溜めをして少しずつ公開してくれていたり、新曲を発表してプロモーション活動の映像も残してくれたり、スマホを触れるときにファンコミュニティに投稿してくれたり…本当に入隊しているのかと思うほど、ファンに向けたプレゼントを用意してくださっているんです。
1年半~2年ほどの軍隊期間ですが、おそらく全員が入隊している空白期が限りなく短くなるように、メンバー間で入隊時期をずらしてくれたのではないかと、個人的には考えています。
全員が入隊してわずか半年で、一番最初に入隊したJINさんが除隊して帰ってくるんです!
爆発的な人気曲となった『Dynamite』がファンダムを急成長させたことは間違いないのですが、10年の間変わらずファンとの絆を大切にしてくれているグループだからこそ、ファンもずっと応援していきたいと思えるのでしょう。
再会を約束した2025年
そんなBTSのメンバーが全員入隊したのが昨年12月のことです。通常であれば最後に入隊したメンバーが2025年に除隊し、BTSメンバーが7人そろうわけです。
一番最初に入隊したJINさんは、今年の6月に除隊して帰ってきます。
7人全員が揃うまで、確実なことは何一つないのですが、メンバーは2025年にまた会おうと、メンバーにもファンにも約束をしてくれました。
ファンは2025年にBTSにまた会えることを心待ちにしています。ソロ活動と軍隊生活を終え、アーティストとしても人間としてもさらに成熟した7人が、どんなシナジー効果を生み出すのか、グループとしての活躍も楽しみにしています。
2025年の約束の日から、再会したファンと一緒に成長していくBTSの「青春の旅」がどんな景色なのか、楽しみです♪
おまけ
以前ブログでもご紹介したTMA授賞式ですが、JINさんが入隊する直前のTMA2022では、BTSが7部門で大賞に輝きました。
7人で7冠に輝いたということもなんだか運命的ですが、BTSに大賞を取らせるべく、ファンが一丸となって投票していたのが印象的でした。この投票文化はK-POPの魅力の一つでもあります。ファン同士で声を掛け合って、コツコツと投票作業をしていきます。
そして大賞をプレゼントすると、BTSから「ARMY愛してる~!!」と叫んでもらえるんですから、幸せなことですね♪
K-POPの顔も日々移り変わっていきますが、楽しんでオタ活していきたいと思います♪
TMA授賞式2023の記事はこちらから♪
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