【女性の悩み】月経に関連する不調

ねこさんの記事

こんにちは!ねこさんです!
女性の人生において大部分を占める悩みが月経関連ではないかなと感じる今日この頃です。
私は若いころ月経不順で婦人科に通院していて、産後月経不順が改善傾向にありますが、それでもまだやや不順でございます笑
今回は月経に関連する不調ついて自分で調べたことを情報共有できたらと思います。
女性だけでなく、男性もぜひご覧下さい。

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月経とは

当事者である女性にも、正確な情報が伝わっているとは言えないのが月経/生理ではないでしょうか。
私の世代でもなんとなく「生理はオープンに話すのが恥ずかしいこと」「ナプキンは隠しておくもの」のようなイメージを持って大人になったと思います。
最近はSNSのおかげで多くの方が月経について情報を得やすくなっていますし、会社でも月経休暇が認められているところもありますよね。店舗でもトイレにナプキンを設置してくれる場所があったりします。
そんな月経とは一体どんなものなのか、見ていきましょう。

月経が起こる仕組み

女性は思春期になると、体が妊娠する準備をするために、赤ちゃんの元になる卵子一定の周期でひとつずつ排出するようになります。これが「排卵」と呼ばれる体の動きです。
排卵が起こると、受精卵を優しく受け止めるために、子宮の内膜が1センチ程度厚くなります。そのまま受精卵が内膜に着床すると妊娠するわけですが、妊娠しなかった場合この厚くなった内膜は不要なものとして剥がれ落ちます。きれいにスムーズに押し流すため、血液の塊を溶かす酵素が分泌されて、内膜が血液と一緒に流れ出てくる作用が月経です。
月経が起こる時は、体が妊娠する準備を整えるために様々なホルモンが分泌されるため、通常とは違うホルモンバランスになり、色々な不調が現れるわけです。
ひと月に一度体が作り変えられてまた戻ると考えると、人体の神秘を感じるとともに、体調がおかしくなるのも納得ですね。

月経周期

月経が始まると、多くの人が3~7日間出血し続けます。月経が始まってから次の月経が始まるまでの間を「月経周期」と呼び、25~38日周期で次の月経が起こる人が多いです。
私のように極端なダイエットをしたり、過度な精神的ストレスを経験すると月経周期が乱れ、月経が遅れることがあります。小学校高学年~中学生で月経が始まる方が多いのかなと思いますが、若いころは体も未発達なため、不順気味なことも多いようです。

私は10代や20代の頃、2~3か月月経が来ないということがざらにあり、婦人科に通院して薬で人工的に月経を誘発させていた時期もあります。月経周期を把握するため基礎体温を測るのですが、ガタガタで、先生にも「排卵してないのかもしれないねぇ」と言われたこともありました。「妊娠しづらいかもしれない」と言われていましたが、約1年ほどかかって、無事に子どもを迎えることができました。
将来お子様をご希望されている方で、月経不順だという方は一度診察されることをお勧めします。

結構勘違いされることが多いのですが、月経の出血は自分の意識に関係なく出血し続けています。ナプキンを付けないとパンツやズボンにもちろんのこと漏れますし、就寝中にナプキンのあたり方が悪いとシーツにまで漏れることもあります。月経周期が乱れると、予期せぬタイミングで大出血が始まっていたり、お風呂は流れ続けているので洗っても下半身が血まみれだったりします笑
何かのタイミングでパートナーの経血を目撃して驚く男性は多いと聞きますが、体が勝手に血を流しているのでそんなこともあるよね!と、おおらかに考えていただければと思います。

月経に伴う様々な不調

月経は出血が始まる前からホルモンの作用などで体と心に影響があり、様々な不調が現れます。
女性ですら理解不能な月経に伴う不調を見ていきましょう。

月経前の不調
下腹部痛、腰痛、頭痛、胸部痛などの痛み(月経が始まっていなくても痛みがあります)
食欲増進、便秘、むくみ、肌荒れ、眠気、だるさ、情緒不安定などのホルモンの作用による不調
個人差もありますが、私は頭痛と情緒不安定がしんどいです。

月経中の不調
下腹部痛、腰痛、頭痛、胸部痛などの痛み
吐き気、食欲低下、下痢などホルモンの作用による不調
血液の漏れや臭い、デリケートゾーンの不快感、貧血など出血に関連する不調
こちらも個人差がありますが、日常生活に支障が出るほど月経痛が強い方もいます。

月経が始まる2週間ほど前から少しずつ不調が現れるので、正直体も心も絶好調な時期は、月経後1週間程度しかないんですよね…笑

月経と片頭痛も関連があると言われていて、私は幼少期から片頭痛持ちでしたが、月経前になると吐き気を伴う強い片頭痛を発症することがよくあります。脳神経外科に通院して専用の薬も処方してもらっているので、月経前に強い頭痛が起きやすいという方は、婦人科だけでなく頭痛外来なども受診してみると、対策の選択肢が増えていくのかなと思います。

我が家は平日主に私が子どもたちと一緒にお風呂に入りますが、月経中のお風呂で子どもたちが経血に驚いてしまったことがありました。それ以来月経中は私が服を着たまま子どもたちのお風呂を済ませ、リビングに声をかけながら私が後から入ったり、しょーちゃんがいるときはしょーちゃんに子どもたちのお風呂をお願いして私は別にしたりと、家族にも気遣いが必要になったことが、ここ最近で一番大変なことかもしれません。

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理解されにくい月経に関する不調

最近は月経休暇などを取らせてくれる企業も増えましたが、やはり「情緒不安定なんて気の持ちようでしょう?」「病気じゃないのにそんなに辛いの?」と思われてしまうことが多いです。
疑問に思われる方に理解していただきたいのが、月経に関連する不調は、女性自身にもコントロールが利かないということです。
男性でも睡眠不足や疲労がたまると判断能力が低下してきたり、イライラしやすくなったりしますよね。睡眠不足や疲労の場合は、睡眠を取ったり休息をとったりしてリフレッシュしていくことができますが、月経に関連する不調は多くがホルモンの作用によるものです。体の中で勝手に分泌されて徐々に
体が変化していく過程で生じる不調なので、どうしようもない部分があります。月経前の情緒の乱れに一番困惑しているのは女性ですし、毎月来ると分かっていても、どうすることもできないやるせなさも感じています。おまけに月経予定日がずれたり、不調の度合いもその時々で変わってくるので、女性は割と辟易しているんじゃないでしょうか。
病気やケガではないけれど、体内の皮のようなものが一枚はがれて排出されていると考えると、辛さが少し想像してもらえるんじゃないかなと思います笑
正常に月経が来ることは体が健康な証拠でもあるのですが、やはりどうしても自他共にマイナスイメージの方が強いですよね。

また、災害時には女性はナプキンの備えがないと非常に困りますね。汚れてしまった衣類を何度も洗うこともできないでしょうし、そもそもトイレが使える状況なのかも関係してきます。避難所などの備蓄品の中で、ナプキンの必要性についても認知度が上がってほしいところではあります。

月経に関する不調が現れている方がいたり、月経で苦しんでいる方がいたら、理解はできなくとも「大変なんだね」と寄り添っていただければと思います。またパートナーや家族が月経に関する不調でダウンしていたら、ぜひ労わってケアしていただければと思います。
我が子もいずれこの苦痛を経験するようになるのかと思うと、月経自体や月経前症候群の症状が軽く済むようにと願うばかりです。

月経不順や月経前症候群について悩んでいる方は、一度婦人科を受診されることをお勧めします。

理解や正しい知識が広まってほしい月経

ここまで月経に関する情報を改めて調べてみましたが、20年ほど付き合ってきている月経でも、痛いものは痛いし、悲しい気分の時は悲しいのですが、閉経するまで付き合っていくしかないのでしょう。閉経する頃には更年期という新たな悩みも出てきそうですが、あと20年ほどでしょうか。長い付き合いですが、できるだけ平穏に乗り越えていければな、と思っています。
月経前症候群や月経痛のケアなど、私はこんな風にしているよ~という方法がありましたら、ぜひぜひ共有していただければと思います。

ユニ・チャームソフィーのHPを見るとより詳細に月経に関する知識が載っているので、合わせてご覧ください。

おまけ

しょーちゃんとも10年以上の付き合いになりますが、毎度月経前後は体調不良だったり情緒不安定だったりで迷惑をかけっぱなしです…主に八つ当たりという部分で…笑
幸いしょーちゃんはかなり理解のある方なので、「毎月たいへんだよねー」とか「かわいそうに」と気遣いや心配の言葉をかけてくれたり、可能な限りで家事育児のフォローもしてくれるので、良いパートナーに巡り合えたものだと感じることが多々あります。しょーちゃん自身は、いずれ来るであろう女3人とも月経でバチバチしている将来に戦々恐々としているらしいのですが笑
男性陣は耳タコ案件かとは思いますが、ぜひ、身の回りで月経に苦しんでいる方がいらっしゃったら、邪険にするのではなく一緒に話し合ってみたり、助けを求められたら協力したりと、優しく関わっていただければと思います。

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