女性の悩み|月経にまつわる不調のあれこれ

08 健康への道

女性の人生の中で、実はかなりの割合を占めているのが月経にまつわる不調ではないかなと感じる今日この頃です。
私自身、若いころは月経不順で婦人科に通っていて、産後に少し改善したものの、いまだにやや不順気味です笑

今回は、そんな私が月経に関連する不調について調べたことを、同じように悩む方へ共有できたらと思います。
女性だけでなく、パートナーや家族の男性にもぜひ読んでほしい内容です。

月経とは|女性ですら把握できないホルモンの乱高下

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当事者である女性ですら、月経の仕組みを正確に理解できていないことが多いのではないでしょうか。

私自身も
「生理はオープンに話すのは恥ずかしい」
「ナプキンは見えないように持ち歩くもの」
という空気の中で大人になった世代です。

最近はSNSで情報が手に入りやすくなったり、会社で月経休暇が認められたり、トイレにナプキンを置いてくれる店舗が増えたりと、少しずつ環境は変わってきました。

では、そもそも“月経とはどんな現象なのか”
まずはその基本から見ていきましょう。

月経が起こる仕組み

女性は思春期になると、体が妊娠の準備を始め、赤ちゃんの元になる卵子一定の周期でひとつずつ排出するようになります。
これが「排卵」と呼ばれる体の働きです。

排卵が起こると、受精卵を受け止めるために、子宮の内側にある子宮内膜が1センチ程厚くなります
ふかふかのベッドを作るイメージです。

そのまま受精卵が内膜に着床すると妊娠につながるわけですが、妊娠しなかった場合、この厚くなった内膜は不要となり、剥がれ落ちて体外へ排出されます。
この時、内膜をきれいにスムーズに押し流すため、血液の塊を溶かす酵素が分泌されて、内膜が血液と一緒に流れ出てくる現象が「月経」です。

月経が起こるまでの間、体は妊娠の準備のためにさまざまなホルモンを分泌するため、普段とは違うホルモンバランスになり、心身に不調が現れやすくなります。

ひと月に一度、体の内部が作り変わってまた元に戻る――
そう考えると、人体の神秘を感じると同時に、体調が揺らぎやすいのも納得ですよね。

月経周期|多くの人はひと月に一度

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月経が始まると、多くの人は3~7日ほど出血が続きます。
そして、月経が始まってから次の月経が始まるまでの期間を「月経周期」と呼び、一般的には25~38日の間隔で次の月経が起こる人が多いとされています。

ただし、これはあくまで傾向であって、個人差はかなり大きいです。
私のように極端なダイエットをしたり、強い精神的ストレスを受けたりすると、月経周期が乱れて遅れることもあります。

また、小学校高学年〜中学生ごろに月経が始まる方が多いですが、思春期は体がまだ未発達なため、周期が安定しないのはよくあることです。
若いころの“ちょっと不順気味”は、実は珍しいことではありません。

意外な勘違い|自分の意志とは関係なく出血し続ける

意外と知られていないのですが、月経の出血は自分の意志とは関係なく流れ続けています。
止めようと思って止まるものではなく、絶えず流れ続けています。

そのため、ナプキンをつけていないと下着やズボンに漏れてしまいますし、就寝中にナプキンの位置がずれるとシーツまで汚れてしまうこともあります。
月経周期が乱れていると、予期せぬタイミングで突然大量に出血が始まることもあり、お風呂で洗っても下半身が血まみれ…
なんてことも普通にあります笑

パートナーの経血を偶然目にして驚く男性も多いと聞きますが、これは“女性の処置が悪い”わけではなく、体が自動的に血を流しているだけ。
「そんなこともあるよね」と、おおらかに受け止めてもらえると嬉しいです。

月経不順は軽視せず、受診を

私自身、10代〜20代の頃は2〜3か月月経が来ないことが珍しくなく、婦人科で薬を使って人工的に月経を起こしていた時期もありました。
基礎体温をつけてもグラフはガタガタで、先生から「排卵していない可能性もあるね」と言われたこともあります。

「妊娠しづらいかもしれない」と告げられ、不安を抱えた時期もありましたが、時間はかかったものの、最終的には無事に子どもを迎えることができました。

月経不順は“よくあること”ではありますが、将来妊娠を希望している方にとっては大切なサインになることもあります。

もし月経周期が大きく乱れている、数か月来ないことが続くなど気になる点がある場合は、一度婦人科で相談してみることをおすすめします。

月経に伴う様々な不調|病気じゃないけどしんどい!

月経は、出血が始まる前からホルモンの影響で体と心に変化が起こり、さまざまな不調が現れます。
女性自身でさえ「なんでこんなにしんどいの?」と理解しきれないことも多い、月経に伴う不調を見ていきましょう。

月経前の不調(PMS)
〈痛み系〉出血が始まっていなくても痛むことがあります。
 ・下腹部痛
 ・腰痛
 ・頭痛
 ・胸部痛などの痛み
〈ホルモンによる体調変化〉
 ・食欲増進
 ・便秘
 ・むくみ
 ・肌荒れ
 ・強い眠気
 ・だるさ
 ・情緒不安定(イライラしやすい、落ち込みやすいなど)

個人差はありますが、私は特に頭痛情緒不安定がしんどいタイプです。
目玉焼きの黄身が破れただけでこの世の終わりのような気持ちになります笑

月経中の不調
〈痛み系〉
 ・下腹部痛
 ・腰痛
 ・頭痛
 ・胸部痛
〈ホルモンによる体調変化〉
 ・吐き気
 ・食欲低下
 ・下痢
〈出血に関連する不調〉
 ・経血の漏れや臭い
 ・デリケートゾーンの不快感
 ・貧血

こちらも個人差がありますが、日常生活に支障が出るほど月経痛が強い方もいます。 「立てないほど痛い」「冷や汗が出る」などは、受診の目安にもなります。

月経が始まる約2週間前から少しずつ不調が現れるため、正直なところ 体も心も“絶好調”な時期って、月経後の1週間くらいしかないんですよね…笑

片頭痛と月経は相性が悪い

月経と片頭痛も関連があると言われています。
私自身、幼少期から片頭痛持ちなのですが、月経前になると吐き気を伴う強い片頭痛が出ることがよくあります。

現在は脳神経外科に通院して専用の薬を処方してもらっているので、以前よりは対処しやすくなりました。
月経前に強い頭痛が起きやすい方は、婦人科だけでなく頭痛外来などを受診すると、対策の選択肢が広がることがあります。

「月経だから仕方ない」と我慢し続けるよりも、専門の医師に相談することで、日常生活がぐっと楽になる可能性があります。

家族の理解も必要

我が家では、平日は主に私が子どもたちと一緒にお風呂に入っています。
ただ、月経中に一度、子どもたちが経血を見て驚いてしまったことがありました。

それ以来、月経中は私が服を着たまま子どもたちのお風呂を済ませて、リビングに声をかけながら後から一人で入ったり、しょーちゃんがいる日は子どもたちのお風呂をお願いして私は別で入ったりと、家族にも少し協力してもらうようになりました。

月経は“自分だけの問題”に見えがちですが、実際は家族の理解やサポートがあると本当に助かります。
ここ最近では、この調整がいちばん大変だったかもしれません。

理解されにくい月経に関する不調

最近は月経休暇などを取らせてくれる企業も増えましたが、それでも
「情緒不安定なんて気の持ちようでしょう?」
「病気じゃないのにそんなに辛いの?」
と誤解されてしまうことは少なくありません。

まず理解していただきたいのが、
月経に関連する不調は、女性自身にもコントロールできない
ということです。

男性でも睡眠不足や疲労がたまると判断能力が低下してきたり、イライラしやすくなったりしますよね。
ただし、睡眠不足や疲労は休息をとると回復します。

一方、月経に関連する不調の多くはホルモンの作用によるもの。
体の中で勝手にホルモンが分泌され、徐々に体調が変化していく過程で起こる不調なので、意志ではどうにもできない部分があります。

月経前の情緒の乱れに一番困惑しているのは、実は女性自身です。
毎月来ると分かっていても、どうすることもできないやるせなさがあるんですよね。
さらに月経予定日はずれるし、不調の度合いも毎回違うので、正直かなり振り回されます。

病気やケガではないけれど、体内の”皮”のようなものが一枚はがれて排出されていると考えると、少し辛さを想像してもらえるかもしれません笑

正常に月経が来ることは体が健康な証拠でもあるのですが、やはりどうしても自他共にマイナスイメージの方が強いですよね。

災害時の月経はさらに深刻

災害時には女性はナプキンの備えがないと非常に困りますね。
汚れてしまった衣類を何度も洗うこともできませんし、そもそもトイレが使えるかどうかも状況次第。
避難所の備蓄品にナプキンが含まれているかどうかは、もっと認知されてほしいところです。

周囲の理解があるだけで救われる

月経に伴う不調で苦しんでいる人がいたら、理解できなくても 「大変なんだね」 と寄り添ってもらえるだけで救われます。
パートナーや家族が月経でダウンしていたら、少し労わってケアしてもらえると本当に助かります。

私自身、我が子もいずれこの苦痛を経験するのかと思うと、月経やPMSの症状が少しでも軽く済むようにと願うばかりです。

月経不順や月経前症候群(PMS)について悩んでいる方は、一度婦人科を受診されることをお勧めします。

理解や正しい知識が広まってほしい月経

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ここまで月経に関する情報を改めて調べてみましたが、20年ほど付き合ってきている月経でも、痛いものは痛いし、悲しい気分の時は悲しいままです。
閉経するまでそうして付き合っていくしかないのでしょう。
閉経する頃には更年期という新たな悩みも出てきそうですが、あと20年ほどでしょうか。
長い付き合いですが、できるだけ平穏に、うまく付き合っていけたらと思っています。

月経前症候群や月経痛のケアなど、「私はこんな風にしているよ~」という方法がありましたら、ぜひぜひ共有していただければと思います。

おまけ|しょーちゃんはスパダリ

しょーちゃんとも10年以上の付き合いになりますが、毎度月経前後は体調不良だったり情緒不安定だったりで迷惑をかけっぱなしです…
主に八つ当たりという部分で…笑

幸いしょーちゃんはかなり理解のある方なので、
「毎月たいへんだよねー」「かわいそうに」
と気遣いや心配の言葉をかけてくれたり、頭痛でダウンしたときは家事育児のフォローもしてくれます。
良いパートナーに巡り合えたものだと感じることが多々あります。

しょーちゃん自身は、いずれ来るであろう女3人とも月経でバチバチしている将来に戦々恐々としているらしいのですが笑

男性陣は耳タコかとは思いますが、ぜひ、身の回りで月経に苦しんでいる方がいらっしゃったら、邪険にするのではなく一緒に話し合ってみたり、助けを求められたら協力したりと、優しく関わっていただければと思います。

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