日本人も難解!?日本語の略語の不思議

04 素敵日本ヲススメ隊

日本人は、ただでさえ難解な日本語を、微妙なニュアンスを読み取りながら使っています。
そこにさらに“略語”まで使いこなすのだから、海外の方はもちろん、日本人でも思わず「え、そう略すの?」と戸惑うことがあるほどです。

和製英語を短くしたものから、完全オリジナルのネットスラングまで、日本語の略語はカオスで奥深い世界

今回は、そんな“日本語の略語の不思議”をゆるっと解説していきます。
日本語学習者の方は、ぜひ楽しみながら読んでみてください♪

日本語の文字の種類について知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

外来語は英語と発音が違うので要注意

日本人が日常で使う略語の多くは、もともと外来語を短くしたものです。
ただ、日本語に取り入れるときに 発音しやすい形に変えてから略す という二段階の変化が起きるため、海外の方からすると、

「え、これ何の単語を略してるの…?」

と混乱してしまうことが本当に多いんですよね。

正直、日本人の私でさえ 「これって元の言葉なんだっけ?」 と一瞬止まることがあります。笑

日常でよく使う略語

まずは、日常会話でもよく登場する略語を見ていきましょう。

スマホ|Smartphoneの略

現代人に欠かせない「スマホ」
実は Smartphone を短くした言葉です。

日本では「スマートフォン」と書かれることはあっても、実際にそう発音する人はほとんどいません。

特に phone の部分は、日本語では「ホン(hon)」に近い音になるため、
「スマートホン」→「スマホ」
と略されて定着しました。

テレビ|Televisionの略

「テレビ」も海外の方が混乱しやすい略語です。

英語圏では Television を “TV” と略すことが多いですが、 日本では「テレビ(terebi)」という発音が一般的。

これは v の発音が日本語にないため、b に置き換わった ことが理由です。
そのため、TV と書かれていても、日本人は自然と「テレビ」と読みます。

パソコン|Personal computerの略

「パソコン」も日本独自の略し方です。

英語では PC と呼ぶのが一般的ですが、日本では Personal computer を短くして「パソコン」と呼ぶ人が圧倒的多数。

PC と書かれていても、読み方は「ピーシー」ではなく「パソコン」。
この“かわいい略し方”に慣れている日本人でも、海外の方にはかなり不思議に感じられるかもしれませんね。

外来語は、カタカナで略されることが多い

外来語は日本語に取り入れられると、まず カタカナ表記 になります。
そしてそのカタカナのまま、さらに短く略されることがとても多いです。

たとえば…

  • エアコン=Air conditioner
  • コスパ=Cost performance
  • コンビニ=Convenience store
  • マック/マクド=McDonald’s
  • スタバ=Starbucks

んなふうに、生活に完全に馴染んでいる言葉でも、 元の英語とはかなり違う形でカタカナ化 → 略語化 されています。

そのため、海外の方にとっては 「辞書を引いても出てこない…!」 という状況になりがちなんですよね笑

日本人でも、元の単語を聞くと 「え、そうだったの?」 と驚くことがあるくらいです。

日本語の略語もたくさんある

外来語だけでなく、日本語そのものを短くした略語 も日常にたくさんあります。

  • 家事=家の仕事
  • 時短=時間短縮
  • 自撮り=自分撮り
  • 家電=家庭用電化製品

日本語の略語は、漢字を2文字にまとめるタイプがとても多い のが特徴です。
長い言葉をギュッと圧縮して、テンポよく言えるようにする日本語らしい文化ですね。

ネットスラング×略語はもっと難解

最近は、ネットスラングと略語がどんどん進化していて、正直、私の世代ですらついていくのが大変です笑
たとえば、今の若い世代がよく使う略語にはこんなものがあります。

  • 了解=り
  • OK=おけ
  • DM=ダイレクトメッセージ
  • TL=タイムライン

スマホで操作するときのことを考えると、こうした略語が生まれやすいのかなとも思いますね。

私たちの時代は、ネットが急速に普及した時代でしたが、

  • お疲れ様=乙
  • (笑)=w
  • 投稿する=うp
  • よろしく=よろ

こんな感じで簡略化してコメントするためのネットスラングが増えた気がしますね。
時代とともにネットスラング×略語も進化するのが面白いところです。

略語が先行して元の言葉が迷子になりがちな日本語

日本では、略語のほうが先に流行してしまい、 元の言葉が迷子になることがよくあります。

たとえば、今の子どもたちは 「スマホ」が “スマートフォン” の略だと知らなかったり、「テレビ」が “テレヴィジョン” の略だと知らなかったりします笑

時代の中で、使いやすい言葉に慣れていくのは自然なことですが、「実はこういう言葉が元なんだよ」と 元ネタを伝えていくことも大事だなぁと感じます。

日本語は、外来語ですら日本独自の形に変えて略していく言語です。
AIに聞いても、聞き取れないことがあるくらい、雰囲気や流れで略してしまうことも多いですよね。

もし気になる略語があれば、ぜひコメントしてください。
私も知らない略語がまだまだあると思います。笑

日本人の名前に隠された意味や由来が気になる方は、こちらの記事もどうぞ。

おまけ|ガラケーはガラパゴス携帯の略

スマホの前に主流だった「ガラケー」。
実はこれ、「ガラパゴス携帯」 の略なんです。

日本では携帯電話のことを「携帯」と呼ぶのが一般的ですが、当時の日本の携帯は、海外とはまったく違う独自の進化を遂げていました。
その姿が、ガラパゴス諸島の生物の“独自進化”に似ていることから
「ガラパゴス携帯」→「ガラケー」
と呼ばれるようになったんですね。

海外にも折りたたみ式の携帯はありましたが、日本のガラケーは
おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線、防水、変態ギミック など、
今のスマホ顔負けの機能をすでに搭載していました笑

当時は当たり前のように使っていましたが、振り返ると「え、日本だけこんなに進化してたの?」と驚くレベル。
Made in Japan の技術力、やっぱり好きだなぁ… と思ってしまいますね♪

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