【子育て】我が家のラン活

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小学生の代名詞であるランドセル
最近はそのランドセルをめぐって「ラン活」なる動きが見られているのをご存知でしょうか?
今回は、既に来年のランドセルの予約が始まっているという、いわゆる「ラン活」について、我が家の実態を綴っていこうと思いますので、ご興味ある方はぜひ、ご覧ください。

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ラン活とは

長女が幼稚園に通うようになってから、度肝を抜かれた言葉の一つです笑

小学校に向けてランドセルを買おうと、年明けにお店に行ったら入学式までに間に合わないと言われた…。
欲しかったランドセルはもう注文がいっぱいになってしまって予約できなかった…。

先輩ママさんから色々不穏なワードを聞くたび「え…今ってそうなの…?」とビビっておりました。

先に申し上げておきますが、我が家はそもそも論「ランドセルである必要があるのか?」と考えていた家庭です。
近年問題になっている、子どもの通学鞄重たすぎ問題。その一端を担ってしまっているのが実はランドセルです。

ほとんどのランドセルが、それ自体で1㎏越え。中には2㎏近い物もありました。
革製品ですので、教材を入れる大きさを確保するとなるとかなりの重量感が出てきてしまいます。教材水筒給食セットなどを持たせると簡単に3㎏は超えてきます。最近は一人一台タブレットが貸与されたりするので、学年が上がって教材も増えると5㎏は超えてくるのかなという印象です。
我が家は小学校からかなり近いところに住んでいますが、それでもこの前まで幼稚園児だった子どもが、3㎏以上の荷物を背負って学校まで一人で歩いていくということにかなり抵抗感を持っていました。ランドセルは学校から指定されるわけではないので、完全に企業の販売戦略と悪習により子供に負荷をかけてしまっていると個人的には感じています。
布製の軽いリュックを検討していたわけですが、やはりほとんどの新一年生がランドセルを背負って小学生になるので、そこで疎外感を与えても仕方ないか…と思いなおし、本人にも希望を聞いて、ランドセルを購入することにしました。

小学生といえばなグッズのランドセルですが、近年ランドセル業界も、カラバリを増やしたり、装飾をして華やかなデザインにするなど、私たちが知っている赤と黒のランドセルではなくなってきています。一部ブランドに人気が集中し、「買いたくても買えない」という事態が発生することも。
そこで、購入時期や、新デザインなどの情報収集をしたり、ランドセルの展示会に参加したりする必要が増え、「ランドセル活動」と呼ばれる動きが見られてきました。これが「ラン活」と呼ばれているものです。

春に新作モデルが発売され、夏頃に届く日程で注文をするというスケジュールが一般的のようです。ニュースによると既に今年のラン活は始まっているとのことだったので、来年新一年生となるお子様がいらっしゃるご家庭は、動き出しているところが多いということでしょう。
お子様が進級したりして新生活でバタバタしている時期ではありますが、希望のブランドがある方は早めに展示会などに行き予約注文をする必要があります。

我が家のラン活

我が家は「夏休みに注文するのだと入学式に間に合わないよ!」という先輩ママさんからのお言葉にビビり散らしておりましたが、結局ランドセルを見に行ったのはでした笑
本人も特にデザインにはこだわりがなかったようなので、何でも揃うイオンモールへ笑

最重要視したのはやはり重さです。少しでも軽く、そして本人の希望にも合う色で…ということで色々と検討し、売り場の中で最軽量だったかるすぽランドセルにしました!

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こちらなんと、970gと売り場で唯一1㎏を下回っていたシリーズです。左右に荷物をひっかけるフックがついていて、蓋の留め具がワンタッチで締まります。教材を入れる分部も広く、まだランドセルに慣れていないお子様も扱いやすそうでした。
ランドセルの周りに装飾が施されているかどうかで3万円近く値段が変わり、重さも重くなっていたので、我が家はシンプルな装飾なしのものにしました。
カラバリも結構あったので、お下がりすることも想定して色を決めてもらいました。
11月に購入して、引き取りは2月にできるとのことだったので、余裕を持って準備することができました。

実際の使い心地

ランドセルを引き取ってからは、実際に絵本を数冊入れて背負ってみて、学校までのルートを何度も一緒に歩きました。肩の部分が硬く、重量的にはそれほど増えていませんでしたが、帰り道には肩が痛いと言っていました。
入学して最初の一週間は午前授業だったので、そこまで重くなかったのですが、5時間目までのフルタイム授業になると、やはり水筒なども入れて5㎏はありました…。タブレットを入れていく日は、もちろん5㎏超え…。毎日帰ってくると肩が痛い、脚が疲れたと、体への負担が大きいようです。
入学してすぐ天気が悪く風も強かったので、カッパを着ての登校でしたが、重たいランドセルが大変そうで、一生懸命歩いていく後ろ姿に若干目頭が熱くなりました…。
カバーをかけてしまえば装飾はほとんど見えないので、シンプルなデザインでも問題なかったと個人的には感じています。
実際に朝小学生の集団とすれ違いますが、ランドセルの色には目がいくものの、装飾まで見ることはほとんどありません。

余談になりますが、まだランドセルの扱いに慣れていないお子様は、ランドセルの蓋の先についている金具に要注意です!!笑
開けるときはまだいいのですが、危険なのは閉めるときです。思わず蓋の根元の方を持って閉めようとしてしまいますが、金具が思った以上のスピードで被さってきて、本人や周りの人に直撃すると普通に怪我をします笑 家具も破壊する危険があります笑
ランドセルの蓋を開閉する際に、どこかにぶつけて「カン!」と音が鳴っているお子様がいらっしゃったら、ゆっくり開閉するよう練習しましょう笑

記念や節目になるランドセル

ランドセルを購入することになって、改めてランドセルの意義について考えてみましたが、体への負担を考えると断然スポーティーなリュックの方が良いという判断にはなります。
ただ、小学生を象徴するグッズという文化もまだ根強いので、おそらく想像以上に親子にとって記念や節目としての意識を持てるものだとも感じています。
我が家も、長女が入学するにあたって、記念に家族写真を撮りましたが、そういった写真を撮る場でも、ランドセルは重要なアイテムになると感じました。ランドセルを背負った我が子を見ると、やはり成長を感じて感慨深くなりますし、子どもたちも、同じランドセルを背負うということで、疎外感を感じずに新生活に溶け込めるのかもしれません。写真屋さんには、中学生の新一年生らしきお子様を連れたご家族がいらっしゃって、お子様が袴を着て古くなったランドセルと共に写真を撮っていました。6年後には、小学校の思い出とともにまた新たな節目の記念となるのかもしれません。
そういう記念品としての重要性もあるのかなと思い、我が家としては、子どもにランドセルを持たせて良かったのだろうと感じてはいます。ただ、毎朝我が子が背負うランドセルの重さを実感しては、ため息が出るという、何ともカオスな心境になっています笑
計量化を重視したランドセル風のリュック中古品のレンタルなども注目されていますが、子どもたちの体への負担が少なくなる方向に進むと良いなと思います。
これからラン活をされる方は、ぜひデザイン価格だけでなく、おさがりする可能性や、何年間使用する予定なのか本人の体への負担など、幅広い視点からご検討してみてくださいね。

おまけ

先輩ママさんの話では、ランドセルのデザインにかなりこだわりを持ってラン活をされていたようなのですが、一年生に配られる「交通安全」の黄色いカバーを付けると、デザインはほぼ見えません笑
本人も、周りのランドセルの色や装飾を気にしていたのは入学式の時くらいで、お友達との会話でもそういった話はしていないようです。雨の日は濡れないようにカッパの中に入れてしまうかランドセルカバーを付けている子が多いようですし、地域によってはランドセル率の方が低いところもあります。
そういう部分を見ると、子どもたちは新しいお友達や初めて勉強することに興味津々で、「おしゃれなランドセルを持っている」というのは結局のところ親の自己満になってくるのかなと思ってしまいますね…。
子はもちろん、ランドセルについて親がこんなにも頭を悩ませていたということは知らないし、中学生になれば、きっとリュックにどんなキーホルダーを付けるのか、なんてことに興味は移っていくのでしょう。高校生になればいかにばれないようにメイクをするかに頭を悩ませて、大学生ではおしゃれ迷子になって…なんて想像をしながら、子どもたちの成長に置いて行かれないよう必死についていくのでした笑

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