若手俳優の活躍が目覚ましいハリウッド。
私の推し俳優ティモシー・シャラメさんは、様々な役柄に挑戦し続けていて、20代をトップスターとして駆け巡っている注目の若手俳優さんです。
今回はティモシー・シャラメさんの魅力に迫りつつ、おすすめの映画などご紹介していきたいと思います♪
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俳優ティモシー・シャラメ
ティモシー・シャラメさんの簡単なプロフィールはこちら。
Timothée Hal Chalamet(ティモシー・シャラメ)
1995年12月27日生まれ
フランス人とロシア由来のユダヤ系アメリカ人の母との間に生まれ、フランスとアメリカの俳優として活動。
フランスに滞在していた期間も長く、フランス語を話せる。
幼少期からCMなどに出演することが多く、2009年ころから本格的に俳優活動を進めます。
後に触れますが、2017年に出演した『君の名前で僕を呼んで』では、演技力を評価され第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネート。2018年には『ビューティフル・ボーイ』で第76回ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされるなど、演技力の高さを確かなものにしていきます。
最新映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』ではまたしてもアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、若干29歳にして多様な芸歴、華々しいキャリアを築き上げています。
作品ごとに新たな魅力を展開してくれるティモシー・シャラメさんですが、私が個人的にすごいなと感じるのは、やはり演技力です。いい意味で「演技をしている」感がなく、どの役柄も自然に自分のものにして演じられているように見えます。それでいて、おそらくは監督や原作などから求められるキャラクター像を忠実に再現されるタイプの俳優さんではないかなと感じています。
演技に対する姿勢も熱意が感じられ、演じるうえで必要であれば言語も楽器もアクションも習得してしまいます。ヴィジュアルがとても整っている方なので、ロマンス映画は特に映える方ですね。
プライベートな情報はあまり公開されていませんが、インタビューの様子などを見るとハリウッドスターにしてはシャイな印象を受けます。ファンとの交流でも礼儀正さが感じられますし、共演者や映画関係者とも仲睦まじく交流する様子が見られるので、人柄も柔らかい印象ですね。
魅力が光る出演作品
ここからはティモシー・シャラメさんのおすすめの出演作品をご紹介していきます。
君の名前で僕を呼んで
ティモシー・シャラメさんの代表作といえば『君の名前で僕を呼んで(原題Call Me By Your Name)』ですね。2017年の映画です。原作は『Call Me By Your Name』(著:アンドレ・アシマン)。
1983年北イタリアの夏。家族で避暑地での生活を楽しんでいたエリオは、父の助手としてやってきたアメリカの大学院生オリヴァーと出会う。自信に満ち溢れていたオリヴァーを、最初は嫌味に思うエリオだったが、次第に惹かれあい、恋に落ちていく。夏の終わりとともに、オリヴァーとの別れの時も迫っていた。
【監督】
ルカ・グァダニーノ…『ミラノ、愛に生きる』『ボーンズ アンド オール』など
【キャスト】
エリオ:ティモシー・シャラメ
オリヴァー:アーミー・ハマー…『ソーシャル・ネットワーク』『ローン・レンジャー』など
エリオの父:マイケル・スタールバーグ…『スティーブ・ジョブズ』『ドクター・ストレンジ』など
当時19歳のティモシー・シャラメさんが、17歳の青年の恋を驚くほど自然に、大胆に演じていらっしゃいます。
外国の映画で原作まで読みたいなと思うことはあまりないのですが、この作品は原作を読んでこそ理解が深まるような気がしています。
映画の中の映像や音楽、セリフまでもがとにかく美しいんです。
人が人を愛することの喜びだけでなく、痛みの部分までこだわって作られたのがわかる映画になっています。
ティモシー・シャラメさんの演技が本当に繊細で、ラストシーンは必見です。
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ビューティフル・ボーイ
少し成長したティモシー・シャラメさんが薬物依存症の息子役を演じている『ビューティフル・ボーイ』も衝撃的な映画だったと思います。2018年の映画になります。原作は『Beautiful Boy: A Father’s Journey Through His Son’s Addiction』(著:デヴィッド・シェフ)。
目をそむけたくなるほど薬物依存症の演技がリアルに伝わってきて、怖さも感じます。
実話がもとになっているとのことですが、薬物の中毒性や抜け出すことの難しさ、それを周りで支え続ける家族の葛藤や苦しみなど、人々の感情が説得力を持って響くように描かれています。
【キャスト】
デヴィッド・シェフ:スティーヴ・カレル…『リトル・ミス・サンシャイン』『怪盗グルー』シリーズなど
ニック・シェフ:ティモシー・シャラメ
カレン:モーラ・ティアニー…『ER緊急救命室』『アフェア』『ツイスターズ』など
製作にブラット・ピットさんのクレジットがあります♪
撮影当時ティモシー・シャラメさんはかなりストイックな減量をしていたそうですが、もともと細身なのによりガリガリになって、本当に体を壊しているような見た目になっていました。映画終盤には薬物の過剰摂取で搬送される場面がありますが、体を痙攣させてショック状態に陥った演技をされていて、役柄に真摯に向き合っていたのではないかなと思います。真っ向から演技力で勝負したような作品です。
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DUNE/デューン 砂の惑星
物静かな役柄が多かったティモシー・シャラメさんですが、アクション映画にも挑戦しています。『DUNE/デューン 砂の惑星』は、SF大河小説『デューン砂の惑星』(著:フランク・ハーバート)を原作とした2021年の映画です。これまで何度も映像化が試みられてきましたが、原作小説の重厚さと複雑さから製作が中止され続けてきた作品です。
舞台は紀元102世紀末、宇宙で最も価値があるといわれているメランジという物質がとれるデューンという惑星。デューンの管理権を獲得したアトレイデス公爵の息子ポールは、メランジをめぐる陰謀に巻き込まれていく。
【監督】
ドゥニ・ヴィルヌーヴ…『メッセージ』『ブレードランナー2049』など
【脚本】
エリック・ロス…『フォレスト・ガンプ/一期一会』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』など
【製作】
メアリー・ペアレント…『パシフィック・リム』『キングコング』など
【キャスト】
ポール:ティモシー・シャラメ
ジェシカ:レベッカ・ファーガソン…『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』など
アトレイデス公爵:オスカー・アイザック…『スター・ウォーズ』シリーズ、『ムーンナイト』など
ハレック:ジョシュ・ブローリン…『ボーダーライン』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズなど
ダンカン:ジェイソン・モモア…『アクアマン』シリーズ、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』など
謎の少女:ゼンデイヤ…『スパイダーマン』シリーズなど。モデルや音楽活動もされている、多彩な方です♪
ハルコンネン男爵:ステラン・スカルスガルド…『マンマ・ミーア!』シリーズ、『天使と悪魔』など
ラッバーン:デヴィッド・ダスマルチャン…『アントマン』シリーズ、『オッペンハイマー』など
映像化が困難だと言われてきただけあって、設定がかなり複雑でなじみのない名前もたくさん出てくるので、冒頭から目が離せません。かなり集中して見ました笑
2024年3月に続編『DUNE/デューン 砂の惑星 part2』が公開されていて、前日譚の製作も決定しているそうです。
1作目がかなり気になる終わり方をしたので続編を見るのが楽しみです♪
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ボーンズ・アンド・オール
『ボーンズ・アンド・オール』は2023年に公開された純愛ホラー映画です。『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督とティモシー・シャラメさんが再びタッグを組みました。
こちらの映画はR18+の年齢制限がついておりますので、視聴の際はご注意ください。
人喰い衝動を抑えられない若者が出会い、お互いの孤独や宿命を受け入れて恋に落ちる物語です。
【監督】
ルカ・グァダニーノ
【キャスト】
マレン:テイラー・ラッセル…『WAVES/ウェイブス』『ロスト・イン・スペース』など
リー:ティモシー・シャラメ
サリー:マーク・ライランス…『ブリッジ・オブ・スパイ』『ウルフ・ホール』など
ジェイク:マイケル・スタールバーグ
『君の名前で僕を呼んで』と本当に同じ監督なのか目を疑うくらい残酷シーンてんこ盛りの作品です。
君僕でティモシー・シャラメさん演じる主人公エリオの父親役だったマイケル・スタールバーグさんが、今作では何とも恐ろしい放浪人喰いの役で出演されています。君僕の時には聡明で落ち着いた父親役だったのに、こんなに狂人も演じられるのかと驚きました笑
また大ベテランマーク・ライランスさんがえげつない恐ろしさです笑
ティモシー・シャラメさんは、『ビューティフル・ボーイ』や『DUNE/デューン 砂の惑星』の経験がしっかりと生かされているのか、反逆者のように生きてきた強烈な個性の青年を見事に演じていらっしゃいます。生々しい恐怖シーンは衝撃的ですが、愛情という観点から見るととても美しく見えてくる、不思議なインパクトの強い映画です。
血肉、そして骨までも喰らうことで、その人の魂まで愛することになる、そんな究極的に偏った愛情表現をルカ・グァダニーノ監督がさすがの演出で描いています。
全て見終わった後は、ため息が出るというか、言葉を失う衝撃がありました。
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
昨年12月に公開された『ウォンカとチョコレート工場のはじまり(原題Wonka)』は、ティム・バートン監督の名作『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカがどうやってチョコレート工場を始めることになったのかが描かれています。
【監督】
ポール・キング…『ハリー・ポッター』シリーズで有名な監督さんですね♪
【製作】
デヴィッド・ハイマン…『ハリー・ポッター』シリーズ全作、『ファンタスティック・ビースト』シリーズなど
【キャスト】
ウォンカ:ティモシー・シャラメ
ジュリアス神父:ローワン・アトキンソン…『Mr.ビーン』、『ジョニー・イングリッシュ』シリーズなど
ウンパルンパ:ヒュー・グラント…『ノッティング・ヒルの恋人』、『ブリジット・ジョーンズの日記』など。私は『E.T』の女の子を演じていたドリュー・バリモアさんと共演した『ラブソングができるまで』という映画が好きです♪
私はまだ未視聴ですが、『チャーリーとチョコレート工場』とは雰囲気が違って、コミカルな演出が多そうですね♪
この作品では、ティモシー・シャラメさんはミュージカルのような歌って踊るシーンに挑戦しているそうなので、見るのが楽しみです♪
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最新映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
最新映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(原題:A Complete Unknown)』は、2025年2月28日から日本で劇場公開が始まります。
1960年代初頭。19歳だったボブ・ディランがフォークシンガーとして名を馳せてから、「本当の自分」を見つけるまでが描かれています。
【原作】
『Dylan Goes Electric!』イライジャ・ウォルド
【監督】
ジェームズ・マンゴールド…『17歳のカルテ』『ウルヴァリン』シリーズ、『フォードvsフェラーリ』など
【キャスト】
ボブ・ディラン:ティモシー・シャラメ
ピート・シーガー:エドワード・ノートン…『レッド・ドラゴン』『インクレディブル・ハルク』など
シルヴィ:エル・ファニング…『マレフィセント』シリーズ、『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』など
アルバート・グロスマン:ダン・フォグラー…『ファンタスティック・ビースト』シリーズなど
予告からしてティモシー・シャラメさんの演技が光りまくっておりますが笑
ティモシー・シャラメさんがどんなボブ・ディランを演じるのか、楽しみですね♪
この映画、サーチライト・ピクチャーズという日本では少しマイナーな映画製作会社が手掛けています。
マイナーとは言いましたが、サーチライト・ピクチャーズは、20世紀スタジオ(20th Century Studios, Inc.)の前身20世紀フォックスの子会社です。現在は20世紀スタジオをウォルト・ディズニー・カンパニーが買収しているので、ウォルト・ディズニー・スタジオの傘下として映画を制作しています。代表作に『スラムドッグ$ミリオネア』があります。
You Tube の公式チャンネルもまだ登録者が4000人ほどと、知名度はあまり高くありませんが、今作を期にヒット作を生み出す企業に成長するかもしれませんね♪
今後に注目のティモシー・シャラメ
ここまで、ティモシー・シャラメさんの魅力に迫りつつ、おすすめの映画をご紹介してみました。
デビューが2008年とは思えないくらい短期間でスターへの道を上っているティム様ですが、演技の幅を着々と広げている印象です。
見た目の印象からか、あまり猛々しいキャラクターは演じてきていませんが、今後は悪役など、新しい役柄も見てみたいです。
ファッショニスタとしても名高いティム様のこれからの活躍に目が離せませんね♡
おまけ
ティム様といえば、スパイダーマンでおなじみのトム・ホランドさんと大の仲良しなんだそうです♪
お互いの撮影現場に遊びに行ったり、街でお互いに間違えられるなど、仲良しエピソードが多数出てきます笑
トム様の恋人であり、スパイダーマンのMJ役で知られるゼンデイヤさんとも『DUNE/デューン 砂の惑星』で共演されていて、プライベートで3人で一緒にいるところをよく写真に撮られるんだとか笑
バラエティ番組で生電話をかけてみたりと、人気若手俳優同士気が合うのかもしれませんね♪
こうした映画以外の小話が私の大好物でありまして、映画を見たらキャストのことをいちいち細かく調べてしまうんですよね~。
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