オタクが語るマット・デイモンの魅力

05 ニッチなオタク記事

個人的にサスペンスやアクション映画が大好きなんですが、そのジャンルの“顔”ともいえる俳優、マット・デイモンさんが特に大好きなんですよ〜♪
作品ごとにまったく違う表情を見せてくれるし、演技に見えない演技から、わざとらしくちょけてる演技まで、本当にたまらない魅力のある俳優さんです。

今回は、そんなマット・デイモンさんの魅力をオタクが全力で語りつつ、 「これだけは観てほしい!」というおすすめ作品もあわせてご紹介します。

才能の塊 マット・デイモン

マット・デイモンさんは、1988年のジュリア・ロバーツ主演『ミスティック・ピザ』でデビューして以来、長年にわたって第一線で活躍し続けている俳優さんです。
サスペンス、アクション、コメディ、社会派ドラマ、さらには声優まで、ジャンルを問わず幅広い作品に挑戦してきました。

特に2004年の『ボーン・アイデンティティ』で見せたアクション俳優としての才能は圧巻で、「静かに燃える男」を演じさせたら右に出る者はいないと言っても過言ではありません。

そして実は、俳優として脚光を浴びる前に脚本家として成功しているという多才ぶり。
幼馴染のベン・アフレックさんと共同執筆した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』では、アカデミー賞脚本賞を受賞しています。
俳優と脚本家の両方で評価されるなんて、本当に“才能の塊”ですよね。

さらに、コメディアンのジミー・キンメルさんとの長年の掛け合いも名物で、お互いに茶化し合う姿がとにかくお茶目。
あの軽妙なやり取りを見ると、マット・デイモンの人柄の良さがにじみ出ているなぁと感じます。

長いキャリアの中で大きなスキャンダルもなく、慈善活動にも積極的。
中退とはいえハーバード大学に在籍していた経歴もあり、“頭脳明晰で誠実で、しかも演技がうまい”という、まさに非の打ちどころのない俳優さんです♪

オリコン洋画館ORICON NEWS 盟友ベン・アフレックさんとはもう相性ピッタリですね♪

マルチ俳優マット・デイモンのおすすめ作品

ここからは、マット・デイモンさんの“マルチ俳優ぶり”が堪能できる、個人的おすすめ作品をご紹介します♪
サスペンスもアクションもドラマも、どれを観ても外れなしなので、気になるものがあればぜひチェックしてみてください。

マットの新たな魅力大爆発!!『ボーン』シリーズ

マット・デイモンさんの新たな魅力が大爆発したのが、この『ボーン』シリーズではないでしょうか。
1作目『ボーン・アイデンティティー』は2002年に公開されたサスペンス・アクション映画です。
原作はベストセラー小説『暗殺者』(著:ロバート・ラドラム)

Netflix Japan

記憶をなくしたジェイソン・ボーンは、自分の記憶をたどる中、「トレッド・ストーン」と呼ばれるCIAの極秘作戦に自分が関与していたことを知る。情報を抹消するため、CIAはボーンの元に暗殺者を送る。

制作陣・キャスト陣ともに強すぎる

●監督:ダグ・リーマン
 『Mr.&Mrs.スミス』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』など
●脚本:トニー・ギルロイ
 『ナイトクローラー』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』など

●ジェイソン・ボーン:マット・デイモン
●マリー:フランカ・ポテンテ
 『ラン・ローラ・ラン』『ブロウ』『シャンハイ』など
●コンクリン:クリス・クーパー
 『アメリカン・ビューティー』『カーズ/クロスロード』など
●アボット:ブライアン・コックス
 『ゾディアック』『RED/レッド』シリーズなど

監督・脚本・キャストの全員が“実力派”で固められていて、この布陣だけで「絶対面白いやつだ」と確信できるレベル。

迫力のアクションはマット本人の努力の結晶

迫力のあるアクションシーンが多いのですが、マット・デイモンさんは3か月に及ぶトレーニングをし、ほとんどのアクションをご自身でこなされています。
アクションシーンはさすがのダグ・リーマン監督。
スピード感のある展開と独特のカメラワークがハラハラ感を増長させて、見ごたえ抜群です。
個人的にはカーチェイスのシーンも大好きで、ミニクーパーに乗りたくなります笑

二作目・三作目も圧巻の完成度

続く『ボーン・スプレマシー』(2004年)、三作目の『ボーン・アルティメイタム』(2007年)も、シリーズとしての完成度がとにかく高い作品です。

二作目からは監督が ポール・グリーングラス に交代。
この監督交代が大正解で、マット・デイモンとの相性が抜群なんですよね。

グリーングラス監督は、ドキュメンタリーのような臨場感 × 手持ちカメラの緊張感 が持ち味で、 ダグ・リーマン監督とはまた違う“生々しいアクション”を見せてくれます。
「カメラどこに置いてるの?」と思うほど近距離で撮られたアクションは、映像のブレすら臨場感として機能していて、観ている側も一緒に戦っているような迫力があります。

Movieclips ここのアクションシーンも迫力満点で好きです♪

クレジットはされていませんが、マット・デイモンさん自身も制作に少し携わっていて、グリーングラス監督と ラストシーンの構想を一緒に練った という裏話も。
俳優としてだけでなく、作品全体の完成度に関わっているのがまた“プロ”なんですよね。

三作目『アルティメイタム』は、「続きがあるんじゃ……?」と思わせる余韻を残しつつも、シリーズとしては一旦の区切り。
公開当時、マット・デイモンさん自身も 続編への意欲はあまりなかった と言われていて、 “ボーン三部作”として非常に美しい締め方になっています。

4作品目となる『ボーン・レガシー』では、脚本に関わっていたトニー・ギルロイさんがメガホンを取り、ホークアイ役で有名なジェレミー・レナ―さんが主演を務めています。トレッド・ストーン作戦の秘密に迫るストーリーです。4作品目ではありながら、前3作品の続編という位置づけではなく、トレッド・ストーン作戦を別の視点から描いているような作品です。

やっぱり戻ってきた!マットのボーン

5作目となる『ジェイソン・ボーン』では、再びグリーングラス監督がメガホンをとり、マット・デイモンさんがシリーズに復帰!

今作ではマット・デイモンさん自身が 製作にもクレジット されていて、シリーズへの思い入れの強さが伝わってくるんですよね。

物語は長編シリーズの5作目らしく、より壮大なスケールでボーンが陰謀の核心へ迫っていく 展開。
スピード感も緊張感も過去作以上で、「これぞボーン!」というアクションが満載です。

不死身のボーン、ここにあり

『ボーン』シリーズといえば、やっぱり マット・デイモンさんの努力の結晶であるアクションシーン が魅力。
今作でもそのクオリティは健在で、“静かに燃える男”の強さと人間味がしっかり描かれています。

ストーリーもよく練られていて、視聴後はなんとなく、スカッとする笑

脚本家としての開花『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』

マット・デイモンさんの名前を世界に知らしめることになった作品と言えば、やはり『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)ではないでしょうか。

マサチューセッツ工科大学数学科教授のジェラルドは、学生たちに代数的グラフ理論の難題を出題する。学生たちが全く解けずにいる中、大学でアルバイト清掃員として働く孤児の青年ウィル・ハンティングがあっという間に正解を導き出してしまった。素行の悪いウィルを更生させ、才能を伸ばそうを考えたジェラルドは、ショーン・マグワイアにウィルのカウンセリングを依頼する。最愛の妻を病気で亡くし孤独にさいなまれていたショーンと、心にトラウマを抱えた天才ウィル。二人はお互いの心の傷を知り、打ち解け、ウィルは自分の将来を模索するようになる。

この作品は、マット・デイモンさんと幼馴染のベン・アフレックさんが 自ら脚本を書き上げ、映画化まで長い年月をかけて実現させた ことでも有名です。

その努力が実を結び、ロビン・ウィリアムズさんアカデミー賞助演男優賞 を受賞し、さらに 脚本賞も受賞
俳優としてだけでなく、脚本家としての才能まで一気に開花した作品になりました。

無名とは思えない繊細な演技

この映画がヒットするまで、マット・デイモンさんは“ほぼ無名”と言われていましたが、本当に?と思うほど 細やかで繊細な演技 をされています。

天才ゆえの孤独
自分の才能を持て余す苦しさ
人との距離感の取り方がわからない不器用さ——

そのすべてが自然で、「この人、本当にウィルとして生きてる…」と感じるほどの説得力。
ロビン・ウィリアムズさんとのセラピーシーンは、映画史に残る名場面と言っていいレベルです。

悪役の兆しを見せる『ディパーテッド』

マット・デイモンさんに「まだこんな引き出しがあったのか…!」と驚かされたのが、 2006年公開の『ディパーテッド』
香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品となっています。

R-15指定作品ですので視聴の際はご注意ください。

あらすじはネタバレになってしまうので控えますが、警察とギャング組織のだまし合いが延々と続く、緊張感MAXのクライム・サスペンス作品です。
今作のマット・デイモンさんは、どちらかというと“悪い側”の役どころで、「え、マットって悪役もいけるんだ…!」という新たな可能性を感じさせてくれます。

作風もあってか、登場人物たちはみんな口が悪いです笑
(でもそれがまたリアルで良い。)

制作・キャストは無敵の布陣

●監督:マーティン・スコセッシ
 『タクシードライバー』『ギャング・オブ・ニューヨーク』など
●製作:ブラッド・ピット
 『Mr.&Mrs. スミス』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』など

●ビリー:レオナルド・ディカプリオ
 『ギルバート・グレイプ』『タイタニック』『レヴェナント:蘇りし者』など
●コリン:マット・デイモン
●コステロ:ジャック・ニコルソン
 『バットマン(1989)』『ア・フュー・グッドメン』など
●クイーナン警部:マーティン・シーン
 『ウォール街』、ドラマ『ザ・ホワイトハウス』など
●ディグナム巡査部長:マーク・ウォルバーグ
 『PLANET OF THE APES/猿の惑星』『テッド』シリーズなど
他にもアレック・ボールドウィンレイ・ウィンストンアンソニー・アンダーソンジェームズ・バッジ・デールマーク・ロルストンなど、かなり豪華なキャスト陣です!

ラストはえ~!?という展開も待っているので、最後まで気が抜けません。
メインキャストの皆様は、絶妙に「演じている演技」がお上手で、感嘆してしまいます。
インパクトのあるBGMも好きで、ザ・ビーチ・ボーイズザ・ローリングス・トーンズなどの挿入歌がストーリーを盛り上げています。

ついに火星でやりたい放題してしまう!?『オデッセイ』

『オデッセイ(原題:The Martian)』は2015年に公開された映画です。
原作は『火星の人(The Martian)』(著:アンディ・ウィアー)

シネマトゥデイ

舞台は2035年の近未来。火星探査計画「アレス3」を実行中だった探査隊は、砂嵐に遭い、チームの一人である植物学者マーク・ワトニーが事故で行方不明になる。事故の様子から、苦渋の決断でチームはマークを死亡したものとみなし、火星から離脱する。しかし、マークは奇跡的に生きていた。火星に一人取り残されてしまったマークは、4年後の火星探査計画「アレス4」のその日まで生き延びること決意する。

この作品は、できるだけ科学的な根拠を持たせるために、NASA科学ミッション本部が実際に協力しているという本気度の高さが魅力です。
「実際にやったら大問題だけど、理論上はできそう」という絶妙なラインを攻めたシナリオで、宇宙好き・科学好きにはたまらないリアリティがあります。
漫画『宇宙兄弟』が好きな方や、 宇宙にロマンを感じるタイプの人は絶対ハマるやつ。

キャストが豪華はデフォ

●監督:リドリー・スコット
 『グラディエーター』『ブラックホーク・ダウン』『ハンニバル』など

●マーク:マット・デイモン
●ルイス船長:ジェシカ・チャステイン
 『インター・ステラ―』『タミー・フェイの瞳』など
●リック:マイケル・ペーニャ
 『アントマン』シリーズ、ドラマ『ジャック・ライアン』シリーズなど
●ベス:ケイト・マーラ
 『ザ・シューター/極大射程』、『アイアンマン2』など
●クリス:セバスチャン・スタン
 『キャプテン・アメリカ』シリーズなど
●テディ:ジェフ・ダニエルズ
 『愛と追憶の日々』『カイロの紫のバラ』『ジム・キャリーはMr.ダマー』など
●ミッチ:ジョーン・ビーン
 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『サイレントヒル』など
●ビンセント:キウェテル・イジョフォー
 『ソルト』『ドクター・ストレンジ』シリーズなど
●ブルース:ベネディクト・ウォン
 ドクター・ストレンジ』シリーズ、『ラーヤと龍の王国』など
●リッチ:ドナルド・クローヴァー
 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』『ライオン・キング』など

絶体絶命なのにコミカル!マットの“人間力”が炸裂

マット・デイモンさんは実はコメディセンスが抜群で、(顕著なのは『オーシャンズ』シリーズだよね笑)今作でも、 火星に一人取り残されるという絶望的状況なのに、 ユーモアを忘れない主人公をコミカルに演じています。

“人間力”がとにかく高くて、 観ている側も自然と応援したくなるキャラクターなんですよね。

おすすめ作品だらけのヒットメーカー俳優

俳優がヒット作に恵まれる背景には、もちろん脚本や演出といった“作品そのものの力”もあります。
ですがマット・デイモンさんの場合は、 作品が求める要素を的確に演じつつ、自分のカラーも自然に滲み出るという、稀有なバランス感覚を持った俳優さんだと感じています。

近年では、 2019年『フォードvsフェラーリ』2023年『AIR/エア』 など、実在の人物を演じる作品が続いていて、長いキャリアの中で “業界からの絶対的信頼” を獲得していることがよくわかります。

正直、マット・デイモンさんが出演している映画は ほぼ全部面白い と言っても過言ではありません。
今回ご紹介しきれなかった作品もたくさんありますが、これからも新作・旧作問わず、どんどん観ていきたい俳優さんです♪

面白かった作品はまた随時ご紹介していきますので、皆さんもぜひマット・デイモン作品の世界に浸ってみてください!

シネマトゥデイ 近年は特にやりたい放題感が増していて、面白い映画ばかりです笑

おまけ|マット最大の魅力はカメオ出演笑

マット・デイモンさんといえば、カメオ出演の多さでも有名なんですよね。
しかも本当に一瞬しか映らない役でも、嬉々として出演してくださるというサービス精神の塊。

真剣なシーンに突然現れたり、コメディ色の強いシーンでサラッと登場したり、映画を観ていて 「今マットいた?笑」 と吹き出してしまう瞬間が何度もあります。
一部ですが、こんな作品にカメオ出演されています。

『チェイシング・エイミー(字幕版)』
『小説家を見つけたら』
マーベル『ソー』シリーズ
『デッドプール2(字幕版)』など

他にも探せばまだまだあるので、 ぜひ映画を観ながら “マットを探せ!” を楽しんでみてくださいね♪

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