【映画雑談】MCUフェーズ1

ねこさんの記事

MCU最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が、日本でも劇場公開開始~!
ということで今回は、MCUを公開順に視聴する際のフェーズ1シリーズついてご紹介していきたいと思います。
この機会にMCUを見始めてみようとお考えの方はぜひご覧ください。

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MCUとは

アメリカのコミックシリーズ『マーベル・コミック』を原作としたヒーロー映像作品を製作するマーベルスタジオ。その製作してきた数多くの映像作品群を総称して『マーベル・シネマティック・ユニバース』と呼び、頭文字をとってMCUと表記されています。
実は、マーベルスタジオは共同製作で1986年から映画を製作していて、MCUを作るより前に、『ファンタスティック・フォー』シリーズや、『X-メン』シリーズ、初代『スパイダーマン』シリーズなどを製作しています。
『スパイダーマン』シリーズは特に、マーベルとディズニーで権利関係が決裂したという話もあり、パラレルワールド的に複数のシリーズが存在します。
詳細は該当作品の記事で語ろうと思いますが、今回は、MCUの公開順であるインフィニティ・サーガとう括りから、フェーズ1に該当する作品をご紹介します。オリジナルヒーローということで、アイアンマンハルクソーキャプテン・アメリカが登場します。

基本的には、公開順に作品を追いかけるのが一番いいのかなと感じていますが、ディズニープラスを見ると、公開順に見れるリストと時系列順に見ることができるリストがあるので、お好みで見始めると良いですよ♪我が家は公開順に見進めているので、その順番で語っていきます。

【PR】マーベルスタジオは、2009年からウォルト・ディズニー・カンパニーの傘下となり、ディズニープラスではMCUをスピンオフにいたるまで余すことなく視聴することができます。MCUを見てみようと思われる方は、ディズニープラスを契約した方が断然お得ですので、ご検討ください♪Huluとのお得なセットプランもありますよ~♪

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『アイアンマン』

フェーズ1の一作目である『アイアンマン(原題:Iron Man)』は、2008年に映画化されました。
原題にもある通り、日本語表記では「アイアンマン」ですが、正しくは「アイロンマン」です。作中でもキャラクター名はそのように呼ばれていますのでご注意ください。

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軍需産業を営むスターク・インダストリーズの社長であるトニー・スタークは、自身が開発したクラスターミサイル「ジェリコ」のプレゼンテーションのためアフガニスタンを訪れる。車で移動中テロに遭い、気が付くとテロ組織テン・リングスの拠点に拉致されていた。テロの爆発が原因で、胸に電磁石を埋め込まれたトニーは秘密裏にパワードスーツを完成させ、何とかテン・リングスの拠点から脱出する。軍需産業からの撤退を発表したトニーだったが、スーツの改良を重ね、テロ組織と戦う準備を進める。

【監督】
ジョン・ファヴロー『ライオンキング(2019)』『マンダロリアン』(製作総指揮)
ご自身も出演されることで有名ですね♪
【キャスト】
トニー・スターク:ロバート・ダウニー・Jr.『シャーロック・ホームズ』シリーズ『オッペンハイマー』など
ローズ:テレンス・ハワード『クラッシュ』『ブレイブ ワン』『Empire 成功の代償(TV)』など
ステイン:ジェフ・ブリッジス『クレイジー・ハート』『トロン:レガシー』『トゥルー・グリッド』など
ペッパー:グウィネス・パルトロー『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』、『ザ・ポリティジャン(TV)』など
フィル・コールソン:クラーク・グレッグ『エージェント・オブ・シールド(TV)』など
ハッピー:ジョン・ファヴロー
フューリー:サミュエル・L・ジャクソン『スター・ウォーズ』シリーズ、『S.W.A.T』など

薬物依存問題で、最前線を退いていたロバード・ダウニー・Jr.さんの起死回生作品になりましたね。トニー・スタークを完全に憑依させているというか、ひねくれものだけどとても優秀な役柄を見事に演じられています。秘書ペッパーとの関係も、絶妙にもだきゅんなんですよ~!
今作ではアイアンマンの誕生からデビューまでが、華々しく爽快に描いてあり、スカッとして見ることができます。
マーベルシリーズおなじみの、エンドロール後の重要おまけもありますので、最後の最後までお見逃しなく。

『アイアンマン2』

続編『アイアンマン2(原題:Iron Man2)』は2010年に公開されました。

ディズニープラス

トニー・スタークは、スーツの改良を重ね、世界中で起こる紛争の鎮圧の奔走していた。しかし、トニーの体は胸に埋め込まれた動力源アーク・リアクターの放出する毒素に蝕まれつつあった。スターク一族に恨みを持つイワンの襲撃をかわすも、イワンは小型アーク・リアクターを作り上げており、アイアンマンと同等のテクノロジーが存在することを世間に知らしめる。「アイアンマン一人では世界を守れない」「テクノロジーを軍に渡すべきだ」との声が高まり、ついにスーツは軍の手に渡る。

【キャスト】製作陣、主要キャストに大きな変更はありません。
ローズ:ドン・チードル『ソードフィッシュ』『オーシャンズ』シリーズ、『フライト』など
ナタリー:スカーレット・ヨハンソン『ロスト・イン・トランスレーション』『マリッジ・ストーリー』など
イワン:ミッキー・ローク『レスラー』『エクスペンダブルズ』『ドミノ』など
ハマー:サム・ロックウェル『グリーンマイル』『スリー・ビルボード』『ブルー きみは大丈夫』など

トニーの盟友ローズのキャストが変更になっていますが、さすがのドン・チードルさんが良い演技をされています。前作よりもシリアス要素が増えている印象ですが、ヒーローの闇というべきか、徐々に負担が増え孤独に戦い始めるアイアンマンが描かれています。前作から映像がパワーアップしていて、スピード感と迫力のあるアクションシーンを見ることができます。エンディングには、別のマーベルヒーローに関わる伏線おまけがあるので、お見逃しなく。

『インクレディブル・ハルク』

フェーズ1第三作品は、『インフレディブル・ハルク(原題:The Incredible Hulk)』。2008年に公開されました。

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強化人間の研究を行っていたブルース・バナーは、自らの肉体を使って実験を行った。結果は失敗。ブルースは緑色の巨人に変身し、軍から追われる身となる。「ブルー」と名乗る謎の協力者の力を借りながら、軍の追手と戦い、変身の引き金となる感情の制御に取り組み元の体に戻る方法を模索するブルース。一方で、ハルクに壊滅状態にされた軍のブロンスキー将軍は、衰えた自身の体を強化するため無謀な実験を強行。もう一人のハルク「アボミネーション」へと変貌を遂げ、街を破壊する。

【監督】
ルイ・レテリエ『トランスポーター』シリーズ、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』など
【キャスト】
ブルース:エドワード・ノートン『真実の行方』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』など
ベティ:リヴ・タイラー『アルマゲドン』『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』など
ブロスキー:ティム・ロス『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』『ハードコア』など

実は2003年にマーベルスタジオが先駆けてハルクを映画化していて、初代ハルクを『ブラック・ホーク・ダウン』『トロイ』に出演されていたエリック・バナさんが演じています。2003年版はブルースが事故でガンマ線を浴びてハルクになってしまうというストーリー展開で、『インクレディブル・ハルク』とはストーリーが異なっています。『インクレディブル・ハルク』はリブートの位置づけのようなので、マルチバース的に2003年版も楽しむと良いのかなと思います。

MCUの中では「なんでそんなことになるの?」ともだもだすることの多いハルクですが、愛する人がきっかけで落ち着きを取り戻したり、戦う原動力になったりと、一途なヒーロー像が魅力です。
エンディング後のおまけでは、あの方が登場♪

『マイティ・ソー』

フェーズ1四作目は『マイティ・ソー原題Thor。2011年に公開されました。

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オーディンの息子ソーは、長らく休戦していた宿敵ヨトゥンヘイムのフロスト・ジャイアントに王の許可なく攻め入った。怒ったオーディンはソーのパワーを奪い、ムジョルニアと呼ばれる鎚と共にソーを地球に追放。ニューメキシコ州に墜落したソーは、天文物理学者ジェーンに発見される。一方ソーの弟ロキは、自身が宿敵ヨトゥンヘイムの生まれだったことをオーディンから明かされ、王位継承を目論んでソーを抹殺することを計画する。

【監督】
ケネス・ブラナー『名探偵ポワロ』シリーズ、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』『オッペンハイマー』など
【キャスト】
ソー:クリス・ヘムズワース『スター・トレック』シリーズ、『ゴーストバスターズ(2016)』など
ジェーン:ナタリー・ポートマン『スター・ウォーズ』シリーズ、『ブラック・スワン』など
ロキ:トム・ヒドルストンロキ役でブレイクし、MCUに数多く出演されています。テレビシリーズ『ロキ』も製作されるなど、ロキの人気に火をつけた方ですね♪
エリック:ステラン・スカルスガルド『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『天使と悪魔』など
ホーガン:浅野忠信実はMCUデビューされていたんですね~!残念ながら、目立ったシーンはないのですが、日本要素の強い役でいらっしゃいます♪
オーディン:アンソニー・ホプキンス『羊たちの沈黙』『ハンニバル』『ファーザー』など
ホークアイ:ジェレミー・レナ―『ハート・ロッカー』『ミッション:インポッシブル』シリーズなど

MCUも四作目となり、軒並みヒット作となっていた時期だからか、キャスト陣がかなり豪華です♪
ケネス・ブラナー監督み炸裂の、クスッとコミカル要素もあって、楽しく迫力のある展開になっています。日本でも「ロキ様」なんて呼ばれて人気が出たロキですが、まだ魅力は控えめな演技をされていますね笑
オリジナルヒーローの中では一番SF要素とコミカル要素が強いのが『ソー』シリーズです。映像も迫力があって楽しめますよ♪

円盤特典としてミニドラマ『マーベルワンショット 相談役』というストーリーも製作されていて、ディズニープラスではもちろんこの特典映像も視聴することができます。エージェント・コールソンブロンスキーの後日談が描かれています。このマーベルワンショットは映画のワンシーンから派生したエピソードが描かれているので、ワンショットを見なくても映画を楽しめますが、ワンショットを見た方がより映画を楽しむことができるので、ぜひご覧くださいね。

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』

五作目となる『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は2011年に公開されました。

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第二次世界大戦中のニューヨーク。正義感あふれるスティーブ・ロジャースは貧相な体格と生まれつきの病弱な体質で、軍への入隊ができないでいた。偶然から「スーパーソルジャー計画」の被検体候補となったスティーブは、超人血清を打たれ、ベータ線を浴びることによって、筋骨隆々な超人へと変化を遂げた。貧弱だったスティーブは、キャプテン・アメリカとして、生まれ変わった。

【監督】
ジョー・ジョンストン『ミクロキッズ』『ジュマンジ』『ジュラシックパークⅢ』など
【キャスト】
スティーブ:クリス・エヴァンス『ファンタスティック・フォー』シリーズ、『バズ・ライトイヤー』など
ペギー:ヘイリー・アトウェル『ある公爵夫人の生涯』『シンデレラ』『ミッション:インポッシブル(2023)』シリーズなど
バッキー:セバスチャン・スタン『オデッセイ』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー(TV)』など
チェスター:トミー・リー・ジョーンズ『逃亡者』『依頼人』『ボルケーノ』『MIB』シリーズなど
シュミット:ヒューゴ・ウィーヴィング『ベイブ』シリーズ、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなど
アースキン:スタンリー・トゥッチ『プラダを着た悪魔』『ハンガー・ゲーム』シリーズ、『トランスフォーマー』シリーズなど

キャプテン・アメリカの体格が平時のクリス・エヴァンスさんですが笑、今作では特殊映像で貧弱な体つきのスティーブが表現されています。特殊映像も、近年は違和感が全くないので技術の進歩がすごいですよね。クリス・エヴァンスさんの体の仕上がりが素晴らしすぎて、ペギー役のヘイリーさんがアドリブでスティーブの体に思わず触れてしまったというのは有名なエピソードですね笑
アイアンマンやハルク、ソーの時代から70年前が舞台のマーベルヒーローです。タイトル通り、キャプテン・アメリカがなぜ最初のアベンジャーと呼ばれたのかが描かれています。ラストには現代に繋がる驚きの展開が待っているので、最後まで必見です。

今作も、『マーベルワンショット ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事』というミニドラマが製作されています。ソーのハンマームジョルニアが墜落する直前、コールソンに起こった出来事が描かれています。ワンショットを見ているとコールソンに愛着が沸くので、後のドラマシリーズ『エージェント・オブ・コールソン』がより楽しめます♪

『アベンジャーズ』

フェーズ1の最後を飾る『アベンジャーズ(原題: Marvel’s The Avengers)』は、2012年に映画化されました。

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四次元キューブが暴走を始め、突如ワームホールが開き、ロキが降臨する。ロキはキューブを奪い、ホークアイたちを操って立ち去った。地球滅亡の危機を前に、フューリーはヒーローたちの最強チーム「アベンジャーズ」を結成することを決意。ナターシャは身を潜めていたブルースに協力を要請。コールソントニーに協力を要請するよう派遣される。フューリーは70年のコールドスリープから目覚めたスティーブに「世界を救え」と説いた。ソーはロキを止めるべく説得に駆け付けた。ちぐはぐな最強集団アベンジャーズは、世界を救うことができるのか。

【監督】
ジョス・ウェドン『トイ・ストーリー(脚本)』『ジャスティス・リーグ』など
【キャスト】
ブルース:マーク・ラファロ『ゾディアック』『フォックスキャッチャー』『ミッキー17』など
その他主要ヒーローたちは続投されています。

ヒーローたちをビッグキャストが演じているので、集結させると名優たちばかりになりますね。三代目ハルクを演じるマーク・ラファロさんは、歴代ハルクを超える演技をされていると評判で、苦悩するブルースをお上手に演じられています。フェーズ1の終幕というだけあって、妖怪大戦争のようなハチャメチャ感があります笑

今作も『マーベルワンショット アイテム47』というミニドラマが製作されていて、ワンショットの人気が出たのかなんと12分という長さに拡大しております笑 ニューヨーク決戦の後日談が描かれています。本編で一瞬しか映らなかったキャラクターに焦点があてられるので、本編を注意深く見る必要がありますね笑

ヒーローたちの華々しいデビューが描かれたフェーズ1

アベンジャー(avenger)とは、大義のための報復者という意味ですが、その名がぴったりのシリーズですね。フェーズ1は、今後もMCUの鍵を握るキャラクターたちの始まりの物語が描かれているので、どの作品も面白いです。製作された時期も新しいのでスピード感と迫力のあるアクションシーンを楽しむことができ、あっという間に見終わると思います。
最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』に追いつくのはかなり大変ですが、まずはフェーズ1から楽しんでみてはいかがでしょう♪

おまけ

MCUといえば、原作者の一人スタン・リーさんがどこかにカメオ出演していることでも有名ですね。大体ちょい役で一瞬映っていらっしゃるので、探してみてください♪2018年にこの世を去るまでの映画の中にいらっしゃいます。
また、ディズニーアニメ『ベイマックス(原題:Big Hero 6)』は、マーベルの製作陣から忘れ去られていたデータベースを元にアニメ化された作品ですが、なんとこちらにも、スタン・リーさん風の方が登場するので、ぜひこちらもご覧くださいね♪

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