オタクが語るOfficial髭男dismの魅力

05 ニッチなオタク記事

アニメ『東京リベンジャーズ』を見てからというもの、主題歌を担当しているヒゲダンことOfficial髭男dismに、気づけばどっぷり沼ってしまいました。

もともと「すごいバンドだな」と思っていて、気になる曲はちょこちょこ聴いていたのですが、 東リベの主題歌をきっかけに、改めて 歌詞のセンスの良さ に心をつかまれました。

ということで今回は、オタク目線で Official髭男dismの魅力 を語っていこうと思います。

デビュー前からヒット連発?Official髭男dismの来歴

発表する曲が次々とドラマやアニメのタイアップになるイメージのあるヒゲダン。
そんな彼らは 4人組のバンド です。

【メンバー】
ヴォーカル・ピアノ:藤原聡
ギター:小笹大輔
ベース・サックス:楢崎誠
ドラムス:松浦匡希

ヒゲダンは2012年に島根県で結成され、2015年にインディーズデビュー。
そして2018年にメジャーデビューを果たしました。

多くの人がヒゲダンを知ったきっかけは、映画『コンフィデンスマンJP ロマンス編』の主題歌にもなった 2ndシングル『Pretender』 だと思います。
でも実は、インディーズ時代からすでに 業界内で期待値の高いバンド として注目されていて、CMタイアップや応援ソングなどを早くから手がけていました。

メジャーデビュー曲となった『ノーダウト』で一気に知名度を上げ、『Pretender』の大ヒットで 国民的ポップバンド としての地位を確立。
その後は発表する曲のほとんどが何かしらのタイアップという、まさに“ヒットメーカー”ぶりを見せています。

そして何より、ヒゲダンの楽曲はどれも しっかり「ヒゲダンdism」している のが魅力。
ご本人たちは深く考えずに名付けたそうですが笑
ヒゲダンらしさ全開のサウンドの中に、どこか懐かしさや意外性のあるメロディーが混ざっていて、アップテンポからバラードまで、聴き飽きない幅広さがあります。

巷では「カラオケで歌わせる気がないバンド」としても有名で、転調の多さやキーの高さは、歌う側からするとかなりの難易度。
でもその“歌いこなせない感じ”すら、ヒゲダンの魅力のひとつなんですよね。

さらに、ヒゲダンといえば 歌詞のセンス
言葉選びが本当に巧みで、タイアップ作品との相性も抜群。
楽曲だけでも胸に刺さるのに、作品の世界観と合わせて歌詞を読み解くと、「なるほど…!」とうなってしまう秀逸さがあります。

ヒゲダンの推し曲

ここからは、私が個人的におすすめしたい ヒゲダンの推し曲 をご紹介します♪

ヒゲダンの楽曲は、YouTubeで公式MVが公開されているものが多く、字幕機能をオンにすると 公式の歌詞 をそのまま表示できるんですよね。
このあたりの“現代的なプロモーションの上手さ”も、ヒゲダンの魅力のひとつだと感じています。

ワードセンスが神がかっている!『Subtitle』

ヒゲダンの名曲として語られることの多い『Subtitle』は、2022年にリリースされ、
ドラマ『silent』の主題歌として発表されました。

Official髭男dism

『silent』は川口春奈さん目黒連さん主演の恋愛ドラマです。
恋愛だけでなく、人間関係や聴覚障害といった繊細なテーマが丁寧に描かれ、登場人物の心情表現が視聴者の共感を呼んだ大ヒット作品です。

当時の私は、ヒゲダンの楽曲といえば『Pretender』『宿命』くらいの認識でしたが、 『Subtitle』を聴いた瞬間、
「この歌詞、すごすぎない?」
と衝撃を受けて一気に好きになった曲です。

ドラマのキャラクターたちのセリフや心情を思い浮かべながら歌詞を読むと、「どうしてここまで寄り添える言葉を書けるんだろう」と驚かされます。

制作にあたっては、ドラマ側からの熱烈オファーを受け、ヒゲダンのメンバーが 冬のイメージを膨らませるために北海道で合宿 を行ったそう。
北海道にゆかりがあると知って、個人的にちょっと嬉しくなりました。

歌詞に散りばめられた「温度」の表現

火傷しそうなほどのポジティブの 冷たさと残酷さに気付いたんだよ
きっと君に渡したいものはもっとひんやり熱いもの

You Tube Official髭男dism – Subtitle [Official Video]より抜粋

この曲は、さまざまな場面で感じる「温度」がキーワードになっているように感じます。
温かさと冷たさという対極の言葉を巧みに使いながら、すれ違う主人公たちの関係性が繊細に描かれているんですよね。

一方が「温かい」と感じているものが、相手にとっては「冷たく」感じられるかもしれない。
その切なさが胸に刺さります。

言葉など何も欲しくないほど 悲しみに凍てつく夜でも
勝手に君のそばで あれこれと考えてる 雪が溶けても残ってる

You Tube Official髭男dism – Subtitle [Official Video]より抜粋

ドラマの展開と照らし合わせながら歌詞を見ると、「ここまで作品に寄り添えるのか…」と感心してしまうほどの完成度。
制作陣が初めてこの曲を聴いたとき、 “ぴったりすぎて号泣した” というエピソードがあるのも納得です。

MVでは親子の関係が描かれていて、親子の視点で歌詞を読み解いても胸に響くものがあります。

アニメの世界観を完全再現!『Cry Baby』『ホワイトノイズ』

『Cry Baby』は2021年にアニメ『東京リベンジャーズ』のOPテーマ曲として発表されました。
【YouTube】『Cry Baby』公式MVはこちら♪(Official髭男dism)

『東京リベンジャーズ』は、主人公がタイムリープを繰り返しながら、中学時代の彼女の命を救おうと奮闘する物語。
ヤンキー中学生の喧嘩バトルに、SFミステリーの要素が組み合わさった独特の世界観と、個性豊かなキャラクターたちが人気の作品です。

冒頭から“東リベ”の空気感がそのまま音楽に

胸ぐらを掴まれて 強烈なパンチを食らってよろけて
肩を並べうずくまった

You Tube Official髭男dism – Cry Baby[Official Video]より抜粋

OPを初めて聴いたとき、「世界観が冒頭で完全に表現されてる…!」 と鳥肌が立ちました。

何度も青アザだらけで涙を 流して 流して
不安定な心を肩に預け合いながら 腐り切ったバッドエンドに抗う

You Tube Official髭男dism – Cry Baby[Official Video]より抜粋

サビでは、タイムリープで何度も過去に戻り、“変えたはずの未来がまたバッドエンドになる”という主人公の苦悩がそのまま歌詞に落とし込まれています。

アニメの演出も見事で、最初のエピソードでこの曲が流れる回と、少し物語が進んでから流れる回がある のですが、そのタイミングが本当に絶妙で、作品の盛り上がりを一段引き上げてくれるんですよね。

第二期OP『ホワイトノイズ』もヒゲダンが担当

第二期のOPもヒゲダンが担当し、『ホワイトノイズ』はさらに“東リベの空気感”に寄り添った楽曲になっています。

疾走感のあるメロディーと、登場人物たちの不安定さや葛藤を抱えたまま進んでいく姿が重なり、作品の世界観をより深く感じられる一曲です。

Official髭男dism

自分たちにしか分からないことの尊さ 『TATOO』

『TATOO』は2023年にドラマ『ペンディング・トレイン-8時23分、明日君と』の主題歌としてリリースされた楽曲です。

Official髭男dism

ドラマは“ワープ”を題材にしたSFヒューマンドラマとのこと。
私は未視聴なのですが、歌詞を聴いた瞬間にオタク心が爆発してしまい、どうしても紹介したくなった一曲です。

そっけないくらいで僕らは丁度良いんじゃない?
きっと涙も言葉もおまけでも良いんじゃない?
多分世界が次のフェーズへ行こうと見つけてみせるよ
いや嫌でも見つかるんだろうよ
あっけないくらい早い時間も良いんじゃない?
きっとありふれてないくらいが大切なんじゃない?
なんてさ 本気で思っちゃう心の恥ずかしさが僕らだけにあるTATOO
消えない 消さない 消させやしない

You Tube Official髭男dism – TATTOO [Official Video]より抜粋

この歌詞を聴いた瞬間、 私の脳内に真っ先に浮かんだのが 最推し・BTS でした。

BTSの7人は「家族」と言い切るほど深い絆で結ばれていて、長い年月を共に過ごしてきた仲の良さでも有名です。
そんな彼らが入れたのが、“友情タトゥー(Friendship Tattoo)”

もともとタトゥーを入れていたのはJUNGKOOKさんJIMINさんだけでしたが、兵役で初めてメンバーが離れ離れになることをきっかけに、
「初心を忘れないように」「また必ず戻ってくるために」
という思いを込めて、全員で“7”のタトゥーを入れたんですよね。

しかも、7人それぞれの“7”を組み合わせると “BTS” の文字になるデザイン。
もう、エモさの塊。

物理的なタトゥーか、心に刻まれたタトゥーか

『TATTOO』の歌詞が指しているのは、
本物のタトゥーなのか、それとも“共に過ごした時間の中で刻まれたもの”なのか──
これは解釈が分かれるところだと思います。

でも、家族や親しい仲間に当てはめて聴くと、胸がぎゅっとなるほど刺さるんですよね。

大丈夫、見せびらかす必要はないから
大丈夫、自分たちだけ分かってりゃいいから
ハイボール、爆笑の渦に呑まれるネガティブ まるで まるで別次元さ

You Tube Official髭男dism – TATTOO [Official Video]より抜粋

この“自分たちだけの空気感”って、BTSにもすごく当てはまるんです。

ファンやスタッフすら置いていくほど、メンバー同士だけで楽しんでいる瞬間がある。
その“閉じた世界の尊さ”が、この曲と重なって聞こえてしまいます。

ヒゲダンファンの皆さん、ドラマファンの皆さん、勝手な解釈で盛り上がってすみません…
でも本当にそう聞こえるんです笑

懐かしさとおしゃれさが同居するメロディー

『TATTOO』は、どこか懐かしさを感じるメロディーなのに、リズムはおしゃれで、耳に残る不思議な魅力があります。

歌うのは相変わらず難易度が高いのですが笑
つい口ずさみたくなる中毒性のある一曲です。

犬猫好きに聞いてほしい『犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!』

タイトルからして、猫好きとしては絶対に外せない一曲です笑
『犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!』は2017年に発表され、同年度の広島女学院大学のCMソングに起用されました。
【YouTube】『犬かキャット化で死ぬまで喧嘩しよう!』公式MVはこちら♪(Official髭男dism)

ずっとこのまま ずっとこのまま 君だけを守るよ
長い夜も 雷の日も 病める時も そばにいるよ
ずっとこのまま ずっとこのまま ベタな言葉だけど
僕のために 君のために 愛を誓おう 何度でも確かめて さあ
手を重ねて鐘を鳴らし合うよ そして
[犬かキャットか]で死ぬまで喧嘩しよう!

You Tube Official髭男dism – 犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう![Official Video]より抜粋

犬派か猫派か──
永遠に折り合いがつかないテーマで喧嘩しながらも、
「大好きな相手とずっと一緒にいたい」
という気持ちを ストレートに歌った、とても可愛らしいラブソングです。

“結婚してください”という想いを、犬派 vs 猫派の論争に乗せてしまうあたりが、もう ヒゲダンらしさ全開

2017年の楽曲なので、今のヒゲダンのイメージとは少し違う “若さと遊び心”が詰まっていて、まだその魅力に気づいていない人にもぜひ聴いてほしい一曲です。

魅力的な歌詞が多いヒゲダン

楽曲の独自性や歌唱力の高さに定評のあるヒゲダンですが、 歌詞に注目して聴くと、毎回「どうしてこんな表現ができるんだろう…」と感嘆してしまう バンドです。

使い古された言い回しをあえて使ってみたり、ヒゲダンらしい独特の言葉選びを織り交ぜてみたり。
そのバランスが絶妙で、どの曲も“初めて聴くような新鮮さ”があるんですよね。
【YouTube】『50%』公式MVはこちら♪(Official髭男dism)

『50%』という新曲(こちらも歌詞が天才です!!)が、映画『はたらく細胞』の主題歌に決定したり、スタジアムツアーの最中だったりと、ヒゲダンの活躍はまだまだ広がっていきそうです。
皆さんのヒゲダン推し曲は何でしょう。

私もまだしっかり聴けていない曲があるので、これからも歌詞を追いながらじっくり楽しみたいと思います♪

おまけ|子ども界隈も流行の曲には敏感笑

最近は、幼児界隈でも“流行りの楽曲”をお遊戯や行事に取り入れることが多くて、幼稚園や保育園の先生たちもアンテナを張るのが大変だろうな…と感じます笑

わが家の子どもたちが幼稚園で覚えてきた曲は、
『アイドル(YOASOBI)』
『Bling-Bang-Bang-Born(Creepy Nuts)』
『わたしの一番かわいいところ(FRUITS ZIPPER)』
『歯ラ歯ラ(しなこ)』
などなど…
完全に“今”のラインナップです。

子どもたちが大きくなったとき、どんなアーティストに夢中になって、「コンサート行きたい!」なんて言い出すのか、今から楽しみです♪

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